八王子市の子育て支援ガイド|手当・相談窓口・施設の使い方
八王子市の子育て支援を公式情報をもとにまとめました。子育てのひろば・児童館、相談窓口、手当、一時預かりなど、使える制度と施設を解説します。
八王子市のマル子は入院と調剤が全額助成で、通院だけ1回200円がかかります。先発医薬品を希望したときの追加料金は助成の対象外です。八王子市とこども家庭庁・東京都の公式情報をもとに整理します。
児童手当の受け取り方
児童手当は全国共通の制度です。こども家庭庁によれば、0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの児童を養育している方に支給されます。支給額は児童一人あたりの月額で、3歳未満が15,000円、3歳以上から高校生年代までが10,000円、いずれも第3子以降は30,000円です。
支給は2月・4月・6月・8月・10月・12月の偶数月に、前月分まで2か月分がまとめて振り込まれます。
申請の期限は、お子さんが生まれたときは出生の日の翌日から15日以内、転入したときは転入した日の翌日から15日以内です。申請が遅れると、原則として遅れた月分の手当を受けられなくなります。八王子市は手当・助成の情報を子育て応援サイトに移しているので、そちらもあわせて確認してください。
医療費の助成
マル子(義務教育就学児医療費助成制度)の対象は、市内在住の小・中学生(6歳に達する日以後の最初の4月1日から15歳に達する日以後の最初の3月31日まで)で、国民健康保険または各種社会保険に加入していること、生活保護・里親制度などを受けていないこと、ひとり親家庭医療費助成(マル親)・心身障害者医療費助成(マル障)を受けていないこと、児童福祉施設に措置入所していないことを満たす方です。
助成の内容は、保険診療の自己負担分のうち入院・調剤薬局および訪問看護については全額、通院については1回につき200円を控除した額です。保険の適用外のものや入院時の食事代は助成の対象外です。災害共済給付制度など他制度の給付がある場合も、その範囲では助成の対象になりません。
ここで見落としやすいのが薬の選び方です。八王子市は、令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で先発医薬品の処方を希望する場合は、医師の指定がある場合などを除き「特別の料金」(選定療養費)が発生すると案内しています。そしてこの「特別の料金」は保険外となるため、医療費助成の対象外です。
つまり、通院1回200円だけのつもりでいても、薬を先発で希望すると別に費用がかかることがあります。薬局で聞かれたときに、この違いを知っているかどうかで支払いが変わります。
助成の方法も確認しておきましょう。東京都内の医療機関ではマル子医療証とマイナ保険証等を一緒に提示します。東京都外の医療機関や医療証を扱わない医療機関では医療証を使えません。マイナ保険証等のみを提示して自己負担分を窓口で支払い、後日、医療助成費支給申請書に領収書を添付して市に請求します。申請書は市の公式ページからダウンロードでき、郵送でも提出できます。東京都以外の国民健康保険に加入している方も同じ手続きです。
なお八王子市は、マイナンバーカードを利用した資格確認制度への連携も進めています。
相談できる窓口
八王子市にはこども家庭センターがあり、母子保健と児童福祉の両面から支援を行っています。市が挙げている業務は、乳幼児の健康診査、家庭訪問、教育、相談といった母子保健の分野と、子ども・家庭の相談、子育ての啓発活動、宿泊を伴う一時預かり、児童虐待の防止支援などです。
子ども家庭支援センターも、子どもと家庭を支える事業を行っています。市は地域の子ども支援情報のページも設けており、地域ごとの窓口が分かるようになっています。
市域が広いので、まず自宅がどの地域に属するかを確かめて、近い窓口を押さえておくとよいでしょう。
預ける・集まる場所
八王子市は子育てひろばの案内を公式ページにまとめています。赤ちゃんと出かけられる場所という括りで整理されているので、月齢の低い子を連れて行ける場所を探すのに向いています。
子育て施設情報のページもあり、市内の子育て関連施設が一覧になっています。八王子市は多摩地域で最も市域が広く、地区によって環境がかなり違います。自宅から現実的に通える範囲にどの施設があるかを、一覧と地図で確かめておいてください。
宿泊を伴う一時預かりも、こども家庭センターの業務として案内されています。保護者が入院する、家族の介護が必要になるといった場面で、泊まりで預けられる先があると分かっているだけでも安心感が違います。
問い合わせ
制度や施設の運用は変わることがあります。申請の前に八王子市の公式ページと子育て応援サイトで最新の案内を確認してください。マル子の担当は子ども家庭部子育て支援課で、所在地は八王子市元本郷町三丁目24番1号、電話は042-620-7368です。
八王子市で覚えておきたいのは3点です。通院には1回200円の負担があるが、入院・調剤・訪問看護は全額助成であること。先発医薬品を希望したときの「特別の料金」は助成の対象外であること。そして都外で受診したら領収書を添えて後から請求できることです。
2点目は、知らないと毎回少しずつ損をする類の話です。処方のときに薬剤師から確認されたら、この仕組みを思い出してください。
よくある質問
Q.八王子市の通院時の窓口負担はいくらですか。
A.通院1回につき200円です。入院・調剤薬局・訪問看護は全額助成で自己負担はありません。
Q.先発医薬品を希望した場合の追加料金は助成されますか。
A.されません。後発医薬品があるお薬で先発医薬品の処方を希望する場合の「特別の料金」(選定療養費)は保険外となり、医療費助成の対象外です。
Q.都外の病院にかかったときはどうすればよいですか。
A.自己負担分を窓口で支払い、後日、医療助成費支給申請書に領収書を添付して市に請求してください。郵送でも提出できます。
Q.泊まりで子どもを預けられますか。
A.こども家庭センターの業務として、宿泊を伴う一時預かりが案内されています。
参考にした公式ページ
- 義務教育就学児医療費助成制度(マル子医療証)(八王子市子育て応援サイト)
- こども家庭センター(子ども家庭部)(八王子市)
- 子育てひろば(八王子市)
- 児童手当制度のご案内(こども家庭庁)
- 義務教育就学児医療費の助成(マル子)(東京都福祉局)
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。