移住相談はどこでするのか|ふるさと回帰支援センター・移住・交流情報ガーデン・自治体の窓口

移住の相談先は、東京・有楽町のふるさと回帰支援センター、総務省が東京駅八重洲口近くに開いた移住・交流情報ガーデン、都道府県や市町村の窓口の大きく3つです。総務省の調査(令和6年度は433,810件で過去最多)と各窓口の公式案内で、場所・開館時間・予約・オンライン相談を確かめました。
移住の相談先は、大きく分けてふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)、移住・交流情報ガーデン(東京駅八重洲口の近く)、都道府県や市町村の移住相談窓口の3つです。どれも相談は無料です。ここでは、総務省の移住相談に関する調査(令和6年度)と、各窓口の公式案内で、場所・開館時間・予約・オンライン相談を確かめます。
移住先をまだ絞れていないなら、先に移住先の選び方で条件を整理しておくと、相談で聞くことがはっきりします。
移住相談はどれくらい使われているのか
総務省は平成27年度から、都道府県と市町村の移住相談窓口などが受けた相談の件数を調べています。令和6年度の結果(令和7年11月14日公表)は次のとおりです。
| 項目 | 令和6年度 |
|---|---|
| 相談件数の合計 | 433,810件 |
| うち窓口 | 336,034件 |
| うちイベント | 97,776件 |
| 前年度からの増加 | 25,375件 |
総務省によると、これは調査を始めた平成27年度以降で過去最多です。窓口の件数には、面談のほか、電話やメールなど各団体が移住相談と判断したものも含まれます。
3つの相談先の違い
| 相談先 | 場所 | 向いている相談 |
|---|---|---|
| ふるさと回帰支援センター | 東京交通会館8階(有楽町) | 行きたい都道府県がある程度決まっている。県の専属相談員に話を聞きたい |
| 移住・交流情報ガーデン | 越前屋ビル1階(京橋。東京駅八重洲中央口から徒歩4分) | 予約せずに立ち寄りたい。しごと・就農の情報も一緒に聞きたい |
| 都道府県・市町村の窓口 | 各自治体の庁舎や、首都圏などに置かれた常設窓口 | 候補の市町村が決まっている。支援制度や住まいを具体的に聞きたい |
ふるさと回帰支援センター
東京・有楽町駅のそばにある東京交通会館の8階にある相談窓口です。公式サイトによると、44都道府県1政令市の専属相談員が常駐していて、都道府県・政令市ごとのブースで相談できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階 |
| 営業時間 | 10時〜18時。月曜・祝日は休み |
| 相談料 | 無料 |
| 予約 | 予約なしでも相談できるが、事前予約がすすめられている。都道府県のブースでの相談は予約制 |
| オンライン | 予約後にメールで届く案内からZoomで相談できる |
| 運営 | 公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構 |
専属相談員がいない都道府県を希望するときや、「移住先を探しています」という段階の相談には、エリアごとの担当の相談員が応じる、と案内されています。見学やパンフレットを受け取るだけなら予約はいりません。
公式サイトによると、認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは、2025年7月1日に公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構と組織統合しました。
移住・交流情報ガーデン
総務省が、地方への移住を考えている人に、住まい・仕事・生活支援などの情報提供と相談をワンストップで行う窓口として、平成27年3月28日に東京駅八重洲口の近くに開いたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区京橋1-1-6 越前屋ビル1階 |
| 開館時間 | 平日・土日祝とも10時〜18時(令和8年4月1日から) |
| 休館日 | 月曜(祝日のときは火曜)、5月1日〜6日の土日祝、年末年始(12月28日〜1月4日) |
| 相談料・予約 | 入場無料、予約不要 |
| 注意 | メールでの移住相談は受け付けていない |
総務省によると、ここでは利用者の希望に応じて地方自治体の窓口につなぐほか、厚生労働省と連携したしごと情報、農林水産省と連携した就農支援情報を、専門の相談員が案内します。各自治体のパンフレットの閲覧コーナーや、移住の情報を検索できるパソコンもあり、自治体の相談会やセミナーも開かれています。
総務省の資料には、地域おこし協力隊についての相談を受ける「地域おこし協力隊サポートデスク」もここにあると書かれています。協力隊の募集の探し方は地域おこし協力隊の募集の探し方にまとめました。
都道府県・市町村の窓口
候補の地域が決まっているなら、その県や市町村の窓口にじかに相談するのがいちばん具体的です。移住支援金・住まい・仕事など、その自治体の制度は自治体の窓口がいちばんくわしく知っています。
総務省の調査によると、都道府県が置いている常設の移住相談窓口は179か所です(令和7年3月31日現在。市町村の窓口は含まない)。
| 置かれている場所 | 窓口の数 |
|---|---|
| 首都圏 | 69か所 |
| 近畿圏 | 28か所 |
| 中京圏 | 9か所 |
| その他 | 73か所 |
| 合計 | 179か所 |
首都圏や大阪・名古屋に住んでいても、県の常設窓口に足を運べる場合があります。どこに窓口があるかは、各県の移住ポータルサイトで確かめてください。
移住支援金を使うつもりなら、支給の条件は都道府県と市町村ごとに決まっています。移住支援金の対象になる人もあわせて読んでおくと、窓口で聞くことを絞れます。
イベントで相談する
総務省の調査では、令和6年度の相談433,810件のうち97,776件はイベントでの相談でした。前年度からの増え方は、窓口が6,258件、イベントが19,117件で、イベントのほうが大きく増えています。
ふるさと回帰支援センターは、地域ごとのセミナーをオンラインも含めて年間600回以上開いていると案内しています。移住・交流情報ガーデンでも、自治体の相談会やセミナーが開かれています。日程は各窓口のサイトで見られます。
相談に行く前に決めておくこと
- 候補の地域がどこまで絞れているか。県が決まっていればふるさと回帰支援センターの県のブース、市町村まで決まっていればその市町村の窓口が早い
- 仕事をどうするか。転職・就農・起業・テレワークのどれかで、聞く相手が変わる
- 住まい。賃貸か、空き家を買うか。空き家は空き家バンクとはを先に読んでおくとよい
- いつごろ移りたいか。移住支援金のように、移る前の住所や移った時期が条件になる制度がある
- 一度住んでみたいか。お試し住宅の探し方は移住体験住宅(お試し住宅)の探し方にまとめた
応募・訪問の前に確かめること
- ふるさと回帰支援センターの都道府県のブースは予約制。来館前に予約する
- 移住・交流情報ガーデンは予約不要だが、月曜は休館。開館時間は令和8年4月1日から変わっている
- 移住・交流情報ガーデンはメールでの移住相談を受け付けていない
- 自治体の窓口の場所と受付時間は、各自治体の公式サイトで確かめる
本記事は、総務省の令和6年度における移住相談に関する調査結果(令和7年11月14日公表)と、移住・交流情報ガーデン、ふるさと回帰支援センターの公式案内をもとにしています(2026年10月15日確認)。開館時間や相談の方法は変わることがあります。訪問の前に各窓口の最新の案内を確かめてください。
よくある質問
Q.移住の相談はどこでできますか。
A.主な相談先は、東京・有楽町のふるさと回帰支援センター、総務省が東京駅八重洲口の近くに開いた移住・交流情報ガーデン、都道府県や市町村の移住相談窓口の3つです。いずれも相談は無料です。
Q.移住相談は年間どれくらいありますか。
A.総務省の調査によると、令和6年度に都道府県と市町村の移住相談窓口などが受けた相談は433,810件(窓口336,034件、イベント97,776件)で、調査を始めた平成27年度以降で過去最多です。
Q.ふるさと回帰支援センターの営業時間と予約は。
A.東京交通会館8階(東京都千代田区有楽町)で、営業時間は10時から18時、月曜と祝日は休みです。予約なしでも相談できますが事前予約がすすめられており、都道府県のブースでの相談は予約制です。Zoomでのオンライン相談もあります。
Q.移住・交流情報ガーデンは予約が必要ですか。
A.予約は不要で、入場も無料です。令和8年4月1日から開館時間は平日・土日祝とも10時から18時で、月曜(祝日のときは火曜)と年末年始などは休館です。メールでの移住相談は受け付けていません。
Q.都道府県の移住相談窓口は首都圏にもありますか。
A.あります。総務省の調査によると、都道府県が置いている常設の移住相談窓口は179か所で、そのうち首都圏に69か所、近畿圏に28か所、中京圏に9か所あります(令和7年3月31日現在)。
参考にした公式ページ
- 令和6年度における移住相談に関する調査結果(移住相談窓口等における相談受付件数等)|総務省
- 移住・交流情報ガーデン|総務省
- 移住・定住特交、移住・交流情報ガーデンについて|総務省
- 移住・交流情報ガーデン|ニッポン移住・交流ナビ JOIN
- 相談窓口について|ふるさと回帰支援センター
- 相談の流れ|ふるさと回帰支援センター
- 情報公開|ふるさと回帰支援センター
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。





