あきる野市の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
あきる野市の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
あきる野市のハザードマップは、市内を7つの地域に分けて作られています。市域が広く、地域ごとに条件が違うためです。避難経路を地域で話し合っておくことも呼びかけられています。あきる野市と気象庁・内閣府の公式情報をもとに整理します。
避難情報と警戒レベル
大雨のときに市区町村が出す避難情報は、5段階の警戒レベルに数字を付けて伝えられます。
- 警戒レベル3 高齢者等避難:避難に時間がかかる方が避難を始めるタイミングです
- 警戒レベル4 避難指示:危険な場所から全員が避難するタイミングです
- 警戒レベル5 緊急安全確保:すでに災害が発生または切迫している状況で、必ず発令される情報ではありません
多くの場合、防災気象情報は自治体が発令する避難指示等よりも先に発表されます。気象庁は、警戒レベル4や3に相当する防災気象情報が出た際には、避難指示等が発令されていなくてもキキクルや河川の水位情報等を用いて自ら避難の判断をするよう呼びかけています。
避難の仕方についても、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、状況に応じて安全を確保することが示されています。
指定緊急避難場所と避難経路
あきる野市は指定緊急避難場所および指定避難所を指定しており、一覧を公式ページで公開しています。市は「お住まいの地区の指定緊急避難場所等を確認しておいてください」と呼びかけています。
あわせて、こうも書かれています。避難する際に住民の皆さんが注意すべき危険箇所がないか避難経路について、日頃から地域で安全な方法を考えておいてください。
「地域で」という言葉が入っているのが要点です。市域が広く山あいの地区もあるあきる野市では、どの道が土砂で塞がりやすいか、どこが冠水しやすいかを一番知っているのは、そこに住んでいる人たちです。自治会や近所同士で話し合っておく意味があります。
大雨や台風で災害が予想されるときには、市が避難情報を出して避難所を開設します。開設の情報は防災行政無線、メールサービス、緊急速報メールなどで知らされます。
7地域に分かれたハザードマップ
あきる野市ハザードマップ(土砂災害・水害)は令和6年9月に改定されました。
このマップは、市内を東秋留、西秋留、多西、増戸、五日市、戸倉、小宮の7つの地域に区分けし、急傾斜地崩壊等の土砂災害の発生の恐れがある地区、および水害の発生の恐れがある地区を地図化したものです。被害の範囲や程度、避難所等の情報を地図上で確認できます。
7つに分かれているのは、市域が広く、地域ごとに地形も災害の種類も違うからです。自分の住む地域の図を見れば、細かいところまで読み取れます。
市は「ハザードマップを利用することにより、災害発生時に迅速・的確に避難を行うことができ、二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減に有効」と説明しています。近年は集中豪雨や台風による洪水・土砂災害が全国で多発しており、日頃から自宅周辺の土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域等の危険箇所と避難行動を確認しておくことがすすめられています。
情報の受け取り方
あきる野市は防災行政無線放送確認ダイヤルを用意しています。24時間前までの放送内容を電話で確認できる仕組みです。
24時間さかのぼれるので、外出していて聞き逃した放送も後から確かめられます。前日の夜の放送を翌朝に確認する、といった使い方ができます。
このほか、市はメールサービスや緊急速報メールでも情報を発信しています。市の公式ページには災害に関するリンク集や、国が提供するハザードマップの案内サイトについての案内もまとまっています。
日ごろの備えと問い合わせ
避難場所の一覧、ハザードマップ、確認ダイヤルの案内は変わることがあります。出かける前にあきる野市の公式ページで最新の案内を確認してください。市の担当は地域防災課です。
備えとして最低限やっておきたいのは次の3つです。第一に、自分の地域の図で自宅の条件を確認すること。第二に、避難経路の危険箇所を近所と話し合っておくこと。第三に、警戒レベル3の段階で誰が動くかを家族で決めておくことです。
山あいの地区では、道が1本しかないことがあります。その道が塞がったらどうするかまで含めて考えておくと、判断が早くなります。早めに動く、というのがいちばん確実な答えになることも多いはずです。
非常持ち出しと備蓄は分けて考えてください。薬を常用している人は、お薬手帳の写しかその画像を持ち出し袋に入れておいてください。
よくある質問
Q.あきる野市のハザードマップはどう分かれていますか。
A.市内を東秋留、西秋留、多西、増戸、五日市、戸倉、小宮の7つの地域に区分けしています。令和6年9月に改定されました。
Q.マップには何が載っていますか。
A.急傾斜地崩壊等の土砂災害の発生の恐れがある地区、水害の発生の恐れがある地区が地図化され、被害の範囲や程度、避難所等の情報を確認できます。
Q.防災行政無線を聞き逃しました。
A.防災行政無線放送確認ダイヤルで、24時間前までの放送内容を電話で確認できます。
Q.避難経路はどう考えればよいですか。
A.市は「避難する際に注意すべき危険箇所がないか避難経路について、日頃から地域で安全な方法を考えておいてください」と呼びかけています。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。