文京区の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
文京区の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
文京区は台地と坂、川沿いの低地が入り組んだ地形で、地震だけでなく大雨のときの備えも欠かせません。いざというときに落ち着いて動けるよう、文京区の公式情報をもとに、避難先と日ごろの備えをまとめます。
地震のときの避難先
文京区では、自宅が倒壊または焼失した場合や、そのおそれがある場合に、区立の小・中学校などが避難所として開設されます。避難所はおおむね区立小・中学校等の33か所が指定されており、被害を受けて自宅で過ごせなくなった方が身を寄せる場所という位置づけです。
大規模な火災などで避難所そのものやそこへ向かう道が危険なときは、東京都が指定する区内の緊急避難場所へ一時的に逃げるという考え方も示されています。このほか、配慮が必要な方のための福祉避難所、外出先で帰宅できない方のための帰宅困難者一時滞在施設など、目的に応じた受け入れ先も分けて用意されています。
自宅の安全が確認できる場合は、無理に避難所へ行かず自宅にとどまる在宅避難が基本とされています。自分の町会・自治会がどの避難所に割り当てられているかは、平時に確認しておくと安心です。避難所の指定や開設の条件は変わることがあるため、最新は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
ハザードマップで自宅のリスクを知る
文京区は、住んでいる場所ごとの浸水や土砂災害のリスクを地図で確認できるよう、複数のハザードマップを公開しています。
- 水害ハザードマップ … 神田川があふれる外水氾濫と、下水や中小河川が処理しきれずに起きる内水氾濫による浸水の想定を示したものです。想定しうる最大規模の大雨をもとにシミュレーションされています。
- 洪水・高潮のハザードマップ … 荒川など大きな河川の氾濫や高潮を想定したものが別に用意されています。
- 土砂災害ハザードマップ … 崖や急な斜面の近くで土砂災害のおそれがある区域(土砂災害警戒区域・特別警戒区域)と、そのときの避難先を示したものです。
文京区は坂や崖の多い地形のため、区内には土砂災害警戒区域・特別警戒区域が指定されています。まずは自宅や職場、通学路がどの区域に当たるかを地図で確かめることが備えの第一歩です。ハザードマップは防災の担当窓口や地域活動センター、区立図書館などで配布されています。区域の指定や地図の内容は変わることがあるため、最新は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
風水害のときの避難所
大雨や台風のときの避難は、地震のときとは考え方が異なります。地震の避難所が「自宅が被害を受けた人が身を寄せる場所」であるのに対し、風水害では危険な場所にいる人が、安全になる前に早めに逃げることが大切です。
文京区では、雨の降り方や川の状況に応じて開設する避難所が変わり、警戒レベルに沿って避難の呼びかけが行われます。高齢の方や避難に時間がかかる方は警戒レベル3の段階で、それ以外の方は警戒レベル4の段階で、危険な場所から避難することが基本とされています。
避難先は区立の小・中学校だけではありません。安全な親戚・知人の家やホテル・旅館に身を寄せることも、立派な避難です。マンションの上の階など、その場でより高いところへ移る垂直避難が有効な場合もあります。自分の家がどの状況でどこへ避難すべきかは、警戒レベルの目安とあわせて事前に整理しておきましょう。風水害時の避難所や警戒レベルの運用は変わることがあるため、最新は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
家庭で備えておくもの
災害の直後は、支援物資がすぐに届かないことや、自宅で過ごしながら生活を立て直すことを想定して備えます。文京区は、7日間分(最低でも3日間分)の備蓄をそろえておくことをすすめています。
一般的な目安として、次のようなものを用意しておくと安心です。
- 飲料水 … 1人1日3リットルほどが目安。日数分をまとめて確保する。
- 食料 … そのまま食べられるものや、火を使わず調理できるものを日数分。
- その他 … 携帯トイレ、常備薬、乾電池や充電手段、衛生用品、乳幼児や高齢者に必要なものなど。
ふだん使う食品や日用品を少し多めに買い、使った分を買い足していく「回しながら備える」やり方だと無理なく続けられます。備蓄の考え方や品目の目安は変わることがあるため、最新は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
日ごろからできる備え
物をそろえるだけでなく、けがを防ぎ、家族と連絡を取り合えるようにしておくことも同じくらい大切です。
- 家具の固定 … 大きな地震では家具の転倒がけがや避難の妨げになります。文京区には家具の転倒防止器具の購入・設置費用を助成する制度があり、活用できます。
- 連絡方法を決めておく … 災害時は電話がつながりにくくなります。災害用伝言ダイヤルや伝言板の使い方、集合場所を家族で話し合っておきましょう。
- 避難先と経路の確認 … 自宅から避難所までの道を実際に歩き、途中の危険な場所を確かめておきます。
- 自宅まわりの点検 … ブロック塀や門柱、ベランダの飛びやすいものなど、身のまわりの安全対策も見直しておきます。
こうした備えは、一度やって終わりではなく、暮らしの変化にあわせて見直すことが大切です。助成制度の内容や備えのポイントは変わることがあるため、最新は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
この記事は文京区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難所の指定、ハザードマップの内容、警戒レベルの運用、助成制度などは変わることがあります。最新の情報は必ず文京区の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.文京区で地震のときはどこへ避難すればいいですか。
A.自宅が倒壊・焼失した場合やそのおそれがある場合は、区立の小・中学校などに開設される避難所へ避難します。自宅の安全が確認できるときは在宅避難が基本です。大規模な火災などで避難所が危険なときは、東京都指定の緊急避難場所へ一時的に逃げます。割り当てられた避難所は事前に確認しておきましょう。
Q.自宅の水害や土砂災害のリスクはどうやって確認できますか。
A.文京区が公開している水害ハザードマップ、洪水・高潮ハザードマップ、土砂災害ハザードマップで、浸水の想定や土砂災害警戒区域を地図上で確認できます。文京区は坂や崖の多い地形のため、自宅や通学路がどの区域に当たるかを平時に確かめておくことが大切です。
Q.地震と風水害で避難先は同じですか。
A.考え方が異なります。地震の避難所は自宅が被害を受けた人が身を寄せる場所ですが、風水害では危険な場所にいる人が早めに逃げることが基本で、開設される避難所も状況によって変わります。避難先は学校だけでなく、安全な親戚・知人宅やホテル、上の階への垂直避難も選択肢になります。
参考にした公式ページ
- 避難所|文京区
- 文京区水害ハザードマップ|文京区
- 土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等の指定について|文京区
- 在宅避難のお願い|文京区
- 風水害時の警戒レベルと具体的な行動内容|文京区
- 家具転倒防止器具設置助成事業|文京区
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。