墨田区の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
墨田区の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
墨田区は荒川と隅田川に挟まれ、区内に海抜ゼロメートル地帯を含む低地の多いまちです。地震だけでなく大規模な水害への備えも欠かせません。ここでは墨田区の公式情報をもとに、避難のしくみとハザードマップの見方、家庭の備えをまとめます。
地震のときの避難先
墨田区では、地震のときの避難先を役割ごとに分けて考えます。
- 一時集合場所:町会・自治会ごとに公園や学校などが決められた、最初の情報拠点です。まず近所の人と集まり、災害や火災の状況を確認する場所です。
- 避難場所:延焼火災が起きて地域内では身の安全を確保できないときに、火が収まるまで一時的に逃げ込む広い場所で、東京都が指定しています。
- 避難所:自宅が倒壊したり焼けたりして戻れない人が、一時的に生活する場所です。区が小・中学校などを指定しています。
墨田区が指定避難所・水害時避難場所として指定している施設は、区内で40か所あり、小学校・中学校のほか地域プラザや体育館などが含まれます。避難所は被害の状況に応じて開設され、混雑状況によっては総合体育館などが追加で開設されることもあります。
自宅が安全であれば、無理に避難所へ行かず自宅にとどまる在宅避難という選択肢もあります。どこへどう逃げるかは、自宅にいるときと外出中とで変わるため、日ごろから家族で避難先や連絡方法を話し合っておくことが大切です。なお、避難先の指定や施設は変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
ハザードマップで自宅のリスクを知る
墨田区は、水害の種類ごとにハザードマップを公開しています。自宅がどのくらい浸水するおそれがあるかを、事前に確認しておきましょう。
- 洪水(荒川の氾濫):荒川が氾濫した場合の浸水の深さと、浸水が続く時間を示したものです。
- 高潮:高潮による浸水の深さと、浸水が続く時間を示したものです。
- 雨水出水(大雨による浸水):大雨で下水などから水があふれた場合に浸水が想定される区域を示したものです。
墨田区の公式ホームページでは「荒川が氾濫した場合には、区の大部分が浸水するおそれがあります」と明記されています。区内には海抜ゼロメートル地帯が含まれ、場所によっては浸水が深く、長く続くおそれがあります。区は海抜表示板を設置しているほか、自宅のリスクを確認できる診断書の配布も案内しています。浸水想定や公開されるマップの内容は変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
風水害のときの避難所
風水害のときの避難は、地震のときとは考え方が異なります。荒川が氾濫するおそれがある場合は、浸水するおそれのある一部の避難所を開設しないと区は示しています。低い場所にとどまることが危険になるためです。
墨田区は、江東区・足立区・葛飾区・江戸川区とともに「江東5区」として、大規模水害に備えた広域避難の考え方を公式に示しています。この地域の多くは海抜ゼロメートル地帯にあり、荒川や江戸川が氾濫すると広い範囲が長期間浸水するおそれがあるとされています。そのため、大規模な水害が想定されるときは、浸水しない地域にある親戚・友人の家やホテルなど、区の外へあらかじめ避難先を検討しておくことが呼びかけられています。
いつ、どのような避難情報が出されるか、どの避難先を選ぶべきかは状況によって変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
家庭で備えておくもの
避難所に頼りきらず、自宅で過ごせるように日ごろから食料や日用品を備えておく「日常備蓄」が大切です。墨田区は、普段使う食料品や日用品を少し多めに買い置きし、使った分を買い足していくローリングストックをすすめています。
備えておきたいものの例は次のとおりです。
- 水(飲み水・調理用・生活用)
- 主食となるレトルトごはんや乾麺、缶詰
- カセットコンロとガスボンベ
- 携帯トイレ、トイレットペーパー
- 懐中電灯、乾電池、携帯電話用の予備バッテリー
備蓄量の一般的な目安は、最低でも3日分、できれば1週間分とされています。飲み水は1人1日あたり3リットルほどが目安です。必要な量や品目は家族構成によって変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
日ごろからできる備え
災害が起きてから慌てないために、日ごろからできる備えを進めておきましょう。
- 家具の固定:転倒でけがをしたり、逃げ道がふさがれたりするのを防ぎます。
- 感震ブレーカーの設置や初期消火の準備:揺れによる出火や延焼を防ぐため、消火器なども備えておきます。
- 家の周りの点検:風で飛ばされやすいものは屋内に入れるか固定します。区は土のうを配布する拠点も設けています。
- 連絡方法と避難経路の確認:家族が別々の場所にいるときの集合場所や連絡手段、避難先までの道のりを事前に確認しておきます。
こうした備えは、自宅にいるときと外出中とで取るべき行動が変わります。避難先や配布物の内容などは変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
この記事は墨田区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難先や避難のしくみ、ハザードマップの内容、備えの目安は変わることがあります。最新の情報は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.墨田区の避難先はどこですか?
A.地震のときは、役割ごとに一時集合場所・避難場所・避難所が分かれています。まず町会・自治会ごとの一時集合場所で状況を確認し、延焼火災のときは避難場所へ、自宅に戻れないときは区が指定する小・中学校などの避難所へ向かいます。墨田区は指定避難所・水害時避難場所として区内40か所を指定しています。自宅が安全なら在宅避難も選べます。具体的な場所は変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
Q.自宅の水害・土砂災害リスクはどこで確認できますか?
A.墨田区は水害の種類ごとにハザードマップを公開しており、荒川の氾濫による洪水、高潮、大雨による雨水出水それぞれの浸水の深さなどを確認できます。区内には海抜ゼロメートル地帯が含まれ、荒川が氾濫すると区の大部分が浸水するおそれがあると区は示しています。海抜表示板や自宅のリスクを確認できる診断書も案内されています。内容は変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
Q.地震と風水害で避難先は同じですか?
A.同じではありません。荒川が氾濫するおそれがある場合、区は浸水するおそれのある一部の避難所を開設しないとしています。墨田区は江東5区として、大規模水害のときは浸水しない地域の親戚・友人宅やホテルなど区外への広域避難を検討するよう呼びかけています。どの避難先を選ぶかは状況で変わることがあるため、最新は必ず墨田区の公式ホームページで確認してください。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。