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赤井川村の地域おこし協力隊|枠で分かれる雇用型と委託型

3分で読めます執筆: TownHub編集部
地域おこし協力隊赤井川村

赤井川村の地域おこし協力隊について、子育て支援隊員の月額と農業支援員の業務委託、勤労奨励金と活動経費の扱い、募集されている枠をまとめます。

赤井川村の地域おこし協力隊は8人です。枠によって契約の型が分かれるのが特徴で、子育て支援隊員は月額制、農業支援員は業務委託という形になります。村が公表している情報から整理します。

隊員8人、カルデラの村

総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、赤井川村の隊員数は8人でした。北海道の受入166市町村のなかで20位です。

赤井川村が属する後志振興局は17市町村で134人。ニセコ町25人、積丹町17人、余市町15人、仁木町12人、岩内町9人、倶知安町8人、赤井川村8人と続きます。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。

赤井川村は「人と自然が育む美しい村」を掲げています。カルデラ地形の中にある村で、農業が基幹産業です。

枠で分かれる契約の型

公表されている枠と条件は次のとおりです。

子育て支援隊員

項目内容
給与月額205,000円から224,000円程度

金額に幅があるのは、経験や枠によって変わるためとみられます。「月額201,000円〜」と下限で示す小清水町と近い書き方です。

農業支援員(起業型)

項目内容
契約赤井川村と業務委託契約を結ぶ
契約金額年200万円程度
立場個人事業主として業務委託を受ける

年200万円という契約金額は、月に換算すると約167,000円です。子育て支援隊員の月額205,000円から224,000円と比べると低くなりますが、起業型という位置づけなので、任期中に自分の事業を立ち上げることが前提になります。

村は新規就農者の受入れにも取り組んでおり、農業支援員はその入口として設計されているとみられます。

委託型地域おこし協力隊

村は委託型についても募集要項を公表しており、勤労奨励金の支給と、活動に必要な経費(住居費、活動交通費、研修費等)が支給される報奨金制度があるとしています。

任用期間は任用の日から年度末までで、翌年度以降は1年ごとに更新し、最長で任用の日から3年まで更新できます。

契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。

同じ村で型が違うということ

赤井川村のように同じ自治体のなかで枠ごとに契約の型が分かれる例は、道内に複数あります。

市町村型の分かれ方
赤井川村子育て支援は月額制、農業支援員は業務委託(年200万円程度)
別海町同じ活動で雇用型2名・委託型2名を並行募集
小清水町任用型(月201,000円〜)と雇用型(民間企業の社員)
羅臼町枠により雇用型と委託型が分かれる
森町雇用型と委託型の両方を公表
中川町起業型(委託)と酪農ヘルパー(社会保険・退職金あり)

同じ町の求人だからといって条件が同じとは限りません。 月額の高さだけを見て応募すると、社会保険が自己負担だったということが起こります。応募したい枠の要項を個別に確認してください。

募集されている枠

村が公表してきた枠には次のようなものがあります。

  • 子育て支援隊員
  • こどもの居場所づくり隊員
  • 地域福祉支援員(高齢者の「お出かけ」を支える活動)
  • 農業支援員(起業型)

子育てとこどもの居場所づくり、地域福祉と、暮らしを支える分野が並びます。人口の少ない村では、こうした生活基盤に関わる人手が課題になりやすくなります。

地域福祉支援員について村は「あなたの活動が高齢者の『お出かけ』を支え『笑顔』をつくります」と説明しています。移動手段の確保は、公共交通の少ない地域では切実な課題です。

同じく福祉分野の枠は、南富良野町(介護おたすけ隊)、東川町(福祉人材育成)、根室市(地域福祉推進員)にもあります。

応募の前に確かめること

  1. どの枠かで契約の型が変わる。月額制か業務委託かを確認します
  2. 農業支援員は起業型であることを踏まえる。年200万円程度の業務委託です
  3. 委託型なら社会保険を自分で計算する。全額自己負担になります
  4. 勤労奨励金と活動経費の内容を確認する。委託型の報奨金制度です
  5. 任期は最長3年。1年ごとの更新です
  6. 生活支援の分野が多い。子育て、こどもの居場所、地域福祉が並びます

北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ後志の岩内町は岩内町の地域おこし協力隊にまとめています。

本記事の内容は赤井川村が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。

よくある質問

Q.赤井川村の地域おこし協力隊の報酬はいくらですか。

A.枠によって分かれます。子育て支援隊員は月額205,000円から224,000円程度、農業支援員(起業型)は村と業務委託契約を結ぶ形で契約金額が年200万円程度です。

Q.なぜ枠によって契約の型が違うのですか。

A.農業支援員は起業型という位置づけで、任期中に自分の事業を立ち上げることが前提になっているためとみられます。個人事業主として業務委託を受ける形です。

Q.委託型にはどんな支援がありますか。

A.勤労奨励金の支給と、活動に必要な経費(住居費、活動交通費、研修費等)が支給される報奨金制度があります。

Q.任期は何年ですか。

A.任用の日から年度末までで、翌年度以降は1年ごとに更新し、最長で任用の日から3年まで更新できます。

Q.どんな枠がありますか。

A.子育て支援隊員、こどもの居場所づくり隊員、地域福祉支援員(高齢者の外出を支える活動)、農業支援員(起業型)などです。

Q.生活支援の分野が多いのはなぜですか。

A.人口の少ない村では、子育てや高齢者の移動といった生活基盤に関わる人手が課題になりやすいためとみられます。村は地域福祉支援員について「高齢者の『お出かけ』を支え『笑顔』をつくります」と説明しています。

Q.赤井川村はどんな村ですか。

A.「人と自然が育む美しい村」を掲げるカルデラ地形の村で、農業が基幹産業です。後志振興局に属します。

TownHub編集部

編集部

全国の地域情報を取材・編集しています。自治体の公開情報と現地取材をもとに、その街で暮らす人に役立つ情報をお届けします。

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