古平町の地域おこし協力隊|水産と農林業の2つの推進員
古平町の地域おこし協力隊について、水産推進員と農林業推進員という2つの枠、受入団体等を公募する仕組み、応募の要件と問い合わせ先をまとめます。
古平町は水産推進員と農林業推進員という2つの枠を置いています。同じ町のなかで海と山の両方に人を入れる形です。受入団体等も公募しています。町が公表している情報から整理します。
隊員4人、積丹半島の東
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、古平町の隊員数は4人でした。北海道の受入166市町村のなかで56位です。
古平町は後志地方、積丹半島の東側に位置し、日本海に面しています。同じ後志ではニセコ町25人、積丹町17人、余市町15人、仁木町12人、岩内町9人、倶知安町8人、留寿都村6人、共和町5人、島牧村4人が近隣にあたります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
水産と農林業の2つ
町が公表している募集分野は各1名程度で、次の2つです。
水産推進員。 主要魚種を活用した新商品の開発、町内水産物の販促・PRなどを担います。
農林業推進員。 農業では町内農家での実践的活動を通じて就農を目指し、林業では森林の有する多面的機能を発揮させるための活動を通じて林業等での起業などを目指します。
枠の説明に「目指す」という言葉が入っている点が特徴です。町は活動そのものより、任期後にその人が何になるかを書いています。
道内で同じ書き方をしている例には次のものがあります。
| 市町村 | 任期後の姿 |
|---|---|
| 古平町 | 就農/林業等での起業 |
| 留寿都村 | 道の駅の運営代表/観光協会事務局長 |
| 八雲町 | 軟白ねぎ農家 |
| 豊浦町 | いちご農家 |
| 下川町 | 下川ハイヤーへ採用予定 |
| 秩父別町 | 定住するビジョンを持つ方 |
水産の枠が新商品開発と販促に寄っているのに対し、農林業の枠は実際に就農・起業するという違いもあります。同じ町でも、枠によって3年の使い方が変わります。
報酬額は町の常設ページからは確認できませんでした。 枠ごとの募集要項で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
受入団体等も公募している
古平町は隊員だけでなく、地域おこし協力隊の受入団体等も募集しています。
受け入れる側を公募するという型は、道内で広がっています。
| 市町村 | 呼び方 |
|---|---|
| 古平町 | 受入団体等 |
| 壮瞥町 | 受入町内事業者(月420,000円程度・年4,500,000円上限) |
| 雄武町 | 委託型受入事業所(年5,500,000円以内) |
| 芽室町 | 団体委託型 |
この型では、勤務先が民間の団体や事業者になります。 役場に配属される枠とは、日々の仕事の進め方も任期後の道筋も変わります。
応募のときは、どの団体に配属されるのかを確かめてください。 町が示す枠組みと、実際に隊員が受け取る条件は別になります。
応募の要件
町が公表している応募要件は次のとおりです。
- 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域以外)から古平町に住民票を異動し、古平町に居住できること
- 心身ともに健康で、地域の活性化に意欲と熱意があり、地域住民とともに積極的に地域協力活動等に取り組めること
- 普通自動車運転免許を所持し、実際に運転ができること
- 地方公務員法第16条の欠格条項に該当しないこと
- 暴力団員でないこと
3番目の「実際に運転ができる」という書き方に注目してください。免許を持っているだけでなく、運転できることを条件にしています。
北海道の町村では車が生活の前提です。買い物も通院も車が要り、冬は雪道を走ることになります。免許を取っただけで運転していない人には、この条件は現実的な問題になります。
問い合わせ先は古平町 企画課 企画防災係(北海道古平郡古平町大字浜町50番地、電話 0135-48-9836)です。
応募の前に確かめること
- 募集要項で報酬を確認する。常設ページからは分かりません
- 枠を選ぶ。水産推進員と農林業推進員では3年の使い方が変わります
- 配属先を確かめる。受入団体等が公募されています
- 運転できるかを自問する。「実際に運転ができる」ことが条件です
- 雪道の運転を想定する。日本海側で冬は積雪があります
- 後志の他の町と比べる。ニセコ町25人、積丹町17人が近隣です
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ後志のニセコ町はニセコ町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は古平町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.古平町の地域おこし協力隊はどんな枠がありますか。
A.水産推進員と農林業推進員が各1名程度です。水産は主要魚種を活用した新商品の開発と町内水産物の販促・PR、農林業は農家での実践的活動を通じた就農や、森林の多面的機能を発揮させる活動を通じた林業等での起業を目指します。
Q.報酬はいくらですか。
A.町の常設ページからは確認できませんでした。枠ごとの募集要項で確かめるか、古平町 企画課 企画防災係(電話 0135-48-9836)に問い合わせてください。
Q.「受入団体等の募集」とは何ですか。
A.隊員だけでなく、隊員を受け入れる側の団体も町が公募しているということです。この型では勤務先が民間の団体や事業者になるため、応募のときはどの団体に配属されるのかを確かめてください。
Q.応募の要件を教えてください。
A.三大都市圏をはじめとする都市地域等から住民票を異動し古平町に居住できること、心身ともに健康で地域の活性化に意欲と熱意があること、普通自動車運転免許を所持し実際に運転ができること、地方公務員法第16条の欠格条項に該当しないこと、暴力団員でないことです。
Q.「実際に運転ができる」とはどういう意味ですか。
A.免許を持っているだけでなく運転できることを条件にしています。北海道の町村では車が生活の前提で、冬は雪道を走ることになるためです。
Q.水産の枠と農林業の枠はどちらが向いていますか。
A.3年の使い方が変わります。水産は新商品開発と販促に寄っており、農林業は実際に就農・起業することを目指す枠です。任期後にどうなりたいかで選んでください。
Q.古平町はどこにありますか。
A.後志地方の積丹半島の東側に位置し、日本海に面しています。隊員数は4人です。
参考にした公式ページ
- 地方創生事業(企業版ふるさと納税、地域おこし協力隊等)|北海道古平町オフィシャルホームページ
- 北海道古平町オフィシャルホームページ
- 古平町|ほっかいどう地域おこし協力隊
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。