広尾町の地域おこし協力隊|サンタランドで働く会計年度任用職員
広尾町の地域おこし協力隊について、会計年度任用職員としての採用、体験型観光や森林環境保全など5つの募集分野、応募の窓口をまとめます。
広尾町はサンタランドとして知られる町です。昭和59年にノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドの認定を受けました。地域おこし協力隊は8人で、会計年度任用職員として採用されます。町が公表している情報から整理します。
隊員8人、十勝最南端の町
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、広尾町の隊員数は8人でした。北海道の受入166市町村のなかで20位です。
広尾町が属する十勝振興局は19市町村で126人。鹿追町18人、新得町16人、上士幌町15人、池田町12人、足寄町9人、大樹町9人、広尾町8人と続きます。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
広尾町は北海道十勝管内の最南端に位置します。太平洋に面した漁業と農業の町です。
サンタランドという看板
町は昭和59年にノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドの認定を受けています。以来、「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念として、サンタランドにふさわしいまちづくりに取り組んでいると説明しています。
海外の都市から公式に認定を受けた地域ブランドという点は、道内でも珍しい成り立ちです。同じく国際的な背景を持つのは、羅臼町(北方領土返還啓発支援員)、大樹町(北海道スペースポートで海外ロケット事業会社の誘致)などになります。
観光の枠に応募する場合、この看板をどう使うかが活動の軸になります。
会計年度任用職員としての採用
広尾町の協力隊は会計年度任用職員です。町は募集ページを「地域おこし協力隊(会計年度任用職員)」という名称で設けています。
会計年度任用職員であれば社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)に加入でき、事業主負担分は町が持ちます。委嘱型や委託型で社会保険を自分で全額負担する形とは違います。
道内では、隊員8人前後の町でも型が分かれます。
| 市町村 | 隊員数 | 型 |
|---|---|---|
| 広尾町 | 8人 | 会計年度任用職員 |
| 津別町 | 8人 | 委嘱(雇用関係なし) |
| 月形町 | 8人 | 委嘱(個人事業主) |
| 赤井川村 | 8人 | 枠により月額制と業務委託 |
| 鹿部町 | 9人 | 委託(日額制) |
同じ規模の町でも、社会保険を誰が負担するかは分かれます。 額面の比較だけでは判断できない部分です。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
報酬額は町の常設ページからは確認できませんでした。 町は枠ごとの募集要領・要項をPDFで公開しているため、そちらで確かめてください。
5つの募集分野
町が公表してきた枠には次のようなものがあります。
| 枠 | 内容 |
|---|---|
| 集いの杜プロジェクト | 交流拠点に関わる活動 |
| 体験型観光推進員 | 体験型の観光づくり |
| 商工振興サポーター | 商工業の振興 |
| 森林環境保全推進員 | 森林の環境保全 |
| 農政推進員 | 農業政策に関わる活動 |
森林環境保全推進員という枠は道内でも数少ないものです。森林に関わる枠は新得町(林業担い手推進員)、むかわ町(林業・環境)、標津町(林政インターン)などにありますが、環境保全を名称に掲げる例は多くありません。
森林環境譲与税の使途として森林整備が各地で課題になっており、その担い手を協力隊で確保する動きとみられます。
分野が5つに分かれているため、自分の経験に近い枠を選べる可能性があります。町は隊員の活動を紹介するページも設けています。
応募と問い合わせ
問い合わせ先は広尾町役場 企画課 企画防災係(電話 01558-2-2111)です。
町は職員採用情報のページに協力隊の枠をまとめており、募集要領・要項をPDFで公開しています。枠によって条件が変わるため、応募したい枠の要項を個別に確認してください。
応募の前に確かめること
- 募集要領で報酬を確認する。常設ページからは分かりません
- 会計年度任用職員であることを踏まえる。社会保険に加入できます
- どの分野かを決める。5つの枠で内容が違います
- サンタランドという看板をどう使うか考える。観光の枠では活動の軸になります
- 十勝最南端という立地を確認する。太平洋に面した町です
- 十勝の他の町と比べる。鹿追町18人、新得町16人、上士幌町15人が近隣です
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ十勝の大樹町は大樹町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は広尾町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要領で確かめてください。
よくある質問
Q.広尾町の地域おこし協力隊はどんな雇用形態ですか。
A.会計年度任用職員です。町は募集ページを「地域おこし協力隊(会計年度任用職員)」という名称で設けています。社会保険に加入でき、事業主負担分は町が持ちます。
Q.報酬はいくらですか。
A.町の常設ページからは確認できませんでした。町は枠ごとの募集要領・要項をPDFで公開しているため、そちらで確かめてください。
Q.どんな分野を募集していますか。
A.集いの杜プロジェクト、体験型観光推進員、商工振興サポーター、森林環境保全推進員、農政推進員の5つの枠が公表されてきました。
Q.サンタランドとは何ですか。
A.広尾町は昭和59年にノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドの認定を受けています。以来「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念としたまちづくりに取り組んでいます。
Q.森林環境保全推進員とはどんな枠ですか。
A.森林の環境保全に関わる活動です。道内では新得町の林業担い手推進員、むかわ町の林業・環境などに近い枠ですが、環境保全を名称に掲げる例は多くありません。
Q.問い合わせ先はどこですか。
A.広尾町役場 企画課 企画防災係(電話 01558-2-2111)です。町は職員採用情報のページに協力隊の枠をまとめています。
Q.広尾町はどこにありますか。
A.北海道十勝管内の最南端に位置し、太平洋に面した漁業と農業の町です。十勝振興局に属します。
参考にした公式ページ
- 地域おこし協力隊(会計年度任用職員)|職員採用情報・広尾町
- 地域おこし協力隊|行政情報・広尾町
- 地域おこし協力隊の活動|行政情報・広尾町
- 広尾町|ほっかいどう地域おこし協力隊
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。