清里町の地域おこし協力隊|賞与4.6か月がつく「仕掛け人ラボ」
清里町の地域おこし協力隊について、月額約224,300円に賞与4.6か月という待遇、フルタイムの会計年度任用職員という型、仕掛け人ラボという募集の枠組みをまとめます。
清里町の協力隊には賞与が4.6か月分つきます。道内で確認したなかで最も手厚い賞与でした。募集は「仕掛け人ラボ」という枠組みで、選考に2日から3日の現地訪問が入ります。町が公表している情報から整理します。
隊員6人、オホーツクの内陸
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、清里町の隊員数は6人でした。北海道の受入166市町村のなかで32位です。
清里町が属するオホーツク振興局は17市町村で108人。斜里町14人、小清水町11人、北見市10人、湧別町10人、訓子府町10人、津別町8人、置戸町8人、美幌町7人が近隣にあたります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
清里町は斜里岳の麓にある内陸の町で、農業とじゃがいも焼酎で知られます。
賞与4.6か月という手厚さ
町が公表している条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給与 | 月額約224,300円 |
| 賞与 | 4.6か月分 |
| 任用 | フルタイムの会計年度任用職員 |
| 勤務 | 平日8時15分から17時00分(休憩1時間・7時間45分) |
| 勤務時間の調整 | 業務内容に応じて変更可能 |
| 住居 | 町営住宅または職員住宅 |
| 保険 | 社会保険に加入 |
賞与4.6か月は道内で確認したなかで最も手厚い水準でした。年額に直すと次のようになります。
| 市町村 | 月額 | 賞与 | 年額の目安 |
|---|---|---|---|
| 清里町 | 約224,300円 | 4.6か月 | 約3,723,000円 |
| 美深町 | 270,000円 | なし | 約3,240,000円 |
| 共和町 | 230,000円〜242,000円 | 記載なし | 額は要確認 |
| 江別市 | 220,000円(上限) | 記載なし | 額は要確認 |
月額だけを見れば美深町が高く、年額で見ると清里町が上回ります。 求人を比べるときは月額と賞与を分けずに年額で並べてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
住居が町営住宅または職員住宅という点も具体的です。手当を出して自分で探させる形ではなく、住むところを町が用意します。物件の少ない地域では、これは手当より確実な支援になります。
「仕掛け人ラボ」という枠組み
清里町は協力隊の募集を「仕掛け人ラボ」という名称で行っています。第三期生の募集まで進んでおり、継続した枠組みになっています。
町が掲げているのは「100チャレンジタウン」という考え方です。誰もが本気になれる町を目指すもので、「面白いモノ・コト・場所」を一緒に創造できる人を求めています。
募集された枠には次のようなものがあります。
- 道の駅ににぎわいをつくる仕掛け人
- まちなかの交流拠点をつくり、人と人を繋ぐ交流スペースの運営
「仕掛け人」という呼び方は、活動の性格を表しています。決められた業務をこなす役ではなく、自分で企画して動かす役という意味になります。
道内では厚沢部町が「素敵な過疎づくり(地域おこし)協力隊」、美唄市が「まちなか再生」といった独自の呼び方を使っています。名称から活動の方向が分かるという点で共通します。
選考に現地訪問が入る
清里町の選考は次の段階で行われます。
- 書類選考
- オンライン面談
- オンライン適性検査
- 2日から3日の現地訪問
現地訪問が選考に組み込まれている点が特徴です。多くの自治体は書類と面接で決めますが、清里町は実際に町へ来てもらいます。
これは応募する側にとって有利な仕組みです。着任してから「思っていたのと違った」と気づく事態を減らせます。 冬の寒さ、買い物の不便さ、住むところの状態は、現地に行かないと分かりません。
道内では美幌町(2023年から協力隊のインターンを実施)、オホーツク総合振興局(広域おためしインターン)、幌延町(おためし地域おこし協力隊を随時実施)が同じ考え方の仕組みを持っています。総務省の資料ではインターンの参加者数が令和6年度に1,047人、令和7年度に1,414人と増えています。
応募の前に確かめること
- 年額で比べる。月額約224,300円に賞与4.6か月がつきます
- 住居が用意されることを確認する。町営住宅または職員住宅です
- 現地訪問の日程を確保する。選考に2日から3日の訪問が入ります
- 「仕掛け人」の意味を理解する。自分で企画して動かす役です
- 勤務時間が調整できることを踏まえる。業務内容に応じて変更できます
- オホーツクの他の町と比べる。斜里町14人、小清水町11人が近隣です
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じオホーツクの津別町は津別町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は清里町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.清里町の地域おこし協力隊の給与はいくらですか。
A.月額約224,300円に賞与4.6か月分がつきます。年額に直すと約3,723,000円で、道内で確認したなかでは賞与が最も手厚い水準でした。
Q.住居はどうなりますか。
A.町営住宅または職員住宅が用意されます。手当を出して自分で探させる形ではないため、物件の少ない地域では手当より確実な支援になります。
Q.「仕掛け人ラボ」とは何ですか。
A.清里町が協力隊の募集に使っている名称です。第三期生の募集まで進んでおり、町が掲げる「100チャレンジタウン」という考え方のもとで「面白いモノ・コト・場所」を一緒に創造できる人を求めています。
Q.選考はどう進みますか。
A.書類選考、オンライン面談、オンライン適性検査、2日から3日の現地訪問という段階です。現地訪問が選考に組み込まれている点が特徴になります。
Q.なぜ現地訪問があるのですか。
A.着任してから「思っていたのと違った」と気づく事態を減らすためとみられます。冬の寒さ、買い物の不便さ、住むところの状態は、現地に行かないと分かりません。
Q.勤務時間を教えてください。
A.平日8時15分から17時00分で、休憩1時間を除く7時間45分です。フルタイムの会計年度任用職員として採用され、業務内容に応じて勤務時間を変更できます。
Q.清里町はどんな町ですか。
A.斜里岳の麓にあるオホーツク地方の内陸の町で、農業とじゃがいも焼酎で知られます。オホーツク振興局は17市町村で108人が活動しています。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。