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紋別市の地域おこし協力隊|流氷が70日ある市

4分で読めます執筆: TownHub編集部
地域おこし協力隊紋別市

紋別市の地域おこし協力隊について、平成30年度からの受け入れ、流氷の時期と冬の気温、市域の約8割が森林という条件、学習支援という枠をまとめます。

紋別市は流氷が70日前後やってくる市です。平年の初日は1月下旬、終日は4月上旬。市域の約8割が森林で、札幌市からは車で約4時間かかります。市と北海道が公表している情報から整理します。

隊員4人、平成30年度から

総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、紋別市の隊員数は4人でした。北海道の受入166市町村のなかで56位です。北海道のポータルでは3人と紹介されており、集計の時点による差とみられます。

市は平成30年度から協力隊制度を活用しており、多くの隊員がさまざまな分野で活動してきたと説明しています。

紋別市が属するオホーツク振興局は17市町村で108人。斜里町14人、小清水町11人、北見市10人、湧別町10人、訓子府町10人、津別町8人、置戸町8人、美幌町7人、佐呂間町4人、雄武町4人が近隣にあたります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。

流氷という季節

市が公表している気候の条件は次のとおりです。

項目内容
流氷初日平年1月下旬
流氷終日平年4月上旬
流氷期間70日前後
2月の平均気温マイナス5度前後
8月の平均気温19度前後
年間平均降水量800ミリメートルと少ない

流氷が70日あるというのは、1年の約5分の1にあたります。

これは観光の資源であり、同時に生活の条件でもあります。 流氷が接岸すれば海は使えなくなり、漁の形も変わります。冬の観光客はこれを見に来ますが、住む側には長い冬になります。

年間降水量が800ミリメートルと少ない点も特徴です。全国平均は1,700ミリメートルを超えるので、その半分以下になります。晴れの日が多い一方、雪は降ります。

8月の平均気温が19度前後というのは、道外から来る人には涼しく感じられます。夏の過ごしやすさは、この地域の強みです。

流氷を資源とする道内の自治体には、網走市(2人)、斜里町(14人)、湧別町(10人)、雄武町(4人)などがあります。

森林が8割の市

紋別市の地理についても具体的な数字が公表されています。

  • 南北41キロメートル、東西34キロメートル
  • 総面積830.70平方キロメートル
  • 市域の約8割を森林地帯が占める
  • 海岸線は28キロメートルに及ぶ
  • 札幌から車で約4時間

面積830平方キロメートルというのは、東京23区(約628平方キロメートル)より広い規模です。そこに市街地と森林と海岸線があります。

森林が8割という条件は、林業の枠につながります。道内では芦別市(林業部門1名)、浦幌町(林業担い手担当)、広尾町(森林環境保全推進員)、今金町(総面積の約8割が山林)に同じ条件の町があります。

札幌市まで車で約4時間という距離は、道内でも遠い部類です。遠別町(札幌市まで約3時間40分)と並びます。気軽に行き来する距離ではないことを踏まえてください。

学習支援という枠

紋別市が募集してきた枠のひとつが学習支援です。

公表されている内容は、市内の小中学校での学習支援として、長期休業中(夏休み・冬休み)の学習支援や、土曜日・日曜日等の公設学習塾の講師を担うというものです。

公設の学習塾という仕組みは、地方の教育の課題を映しています。人口の少ない地域では民間の塾が成り立たず、都市部との学習環境の差が生まれます。市が塾を運営し、その講師を協力隊で確保するという設計です。

教育に関わる枠は道内に広がっています。

市町村教育の枠
紋別市公設学習塾の講師・長期休業中の学習支援
浦幌町うらほろスタイル教育事業
今金町地域特性を活かした教育の推進
安平町教育課程支援員
下川町地域共育コーディネーター
中頓別町フリースクールと居場所づくり
雄武町学校ICT支援員・ふるさと学習支援員
遠別町教育サポーター

報酬額は市の常設ページからは確認できませんでした。 募集チラシや問い合わせ先で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。

応募の前に確かめること

  1. 募集チラシで報酬を確認する。常設ページからは分かりません
  2. 流氷期間70日を踏まえる。1年の約5分の1が流氷の季節です
  3. 札幌市まで車で約4時間であることを確かめる
  4. 2月の平均気温マイナス5度前後を見込む。暖房費が要ります
  5. 学習支援の枠は指導経験が活きる。公設学習塾の講師です
  6. オホーツクの他の市町村と比べる。斜里町14人、小清水町11人が近隣です

北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じオホーツクの津別町は津別町の地域おこし協力隊にまとめています。

本記事の内容は紋別市および北海道が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。

よくある質問

Q.紋別市の地域おこし協力隊の報酬はいくらですか。

A.市の常設ページからは確認できませんでした。募集チラシや問い合わせ先で確かめてください。

Q.流氷はいつ来ますか。

A.平年の流氷初日は1月下旬、流氷終日は4月上旬で、流氷期間は70日前後です。1年の約5分の1にあたります。

Q.冬はどれくらい寒いですか。

A.2月の平均気温はマイナス5度前後です。8月の平均気温は19度前後で、道外から来る人には夏が涼しく感じられます。

Q.雪は多いですか。

A.年間平均降水量は800ミリメートルと少なく、全国平均の半分以下です。晴れの日が多い一方で雪は降ります。

Q.紋別市はどれくらいの広さですか。

A.南北41キロメートル、東西34キロメートルで総面積830.70平方キロメートルです。市域の約8割を森林地帯が占め、海岸線は28キロメートルに及びます。

Q.札幌市までどれくらいかかりますか。

A.車で約4時間です。道内でも遠い部類で、気軽に行き来する距離ではありません。

Q.学習支援の枠とは何ですか。

A.市内の小中学校での学習支援として、長期休業中(夏休み・冬休み)の学習支援や、土曜日・日曜日等の公設学習塾の講師を担う枠です。人口の少ない地域では民間の塾が成り立たないため、市が塾を運営しています。

TownHub編集部

編集部

全国の地域情報を取材・編集しています。自治体の公開情報と現地取材をもとに、その街で暮らす人に役立つ情報をお届けします。

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