滝川市の地域おこし協力隊|活動経費 年199万5千円と副業可という条件
滝川市の地域おこし協力隊について、住居や車両に使える活動経費の上限、副業が認められる条件、協力隊DAOという新しい試みをまとめます。
滝川市の地域おこし協力隊は7人です。条件のなかで目を引くのが活動経費で、年1,995,000円まで支援されます。住居や車両に関わる費用に使えて、副業も認められています。市が公表している情報から整理します。
隊員7人、札幌と旭川の間
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、滝川市の隊員数は7人でした。北海道の受入166市町村のなかで21位です。
滝川市が属する空知振興局は24市町村で220人と、上川振興局288人に次ぐ規模です。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
市は北海道の中央部に位置し、札幌市と旭川市の両方に近い立地です。高速道路と鉄道の便があり、移動しやすい条件が整っています。隣接する砂川市も「札幌市と旭川市のほぼ中間に位置します」と説明しており、この地域に共通する特徴です。
活動経費 年1,995,000円
公表されている条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 報酬 | 月額の報酬あり(額は募集要項で確認) |
| 活動経費 | 年1,995,000円まで。住居や車両に関わる費用に使える |
| 副業 | 活動に支障がない限り認められる |
年1,995,000円という額は、国の地域おこし協力隊制度が定める活動費の上限(年200万円)にほぼ張り付いた水準です。
道内で活動費の上限を明示している市町村と比べると次のようになります。
| 市町村 | 活動費の上限 | 対象 |
|---|---|---|
| 北見市 | 年2,000,000円 | 住居借上料、車両維持費、通信費、保険、研修費等 |
| 中川町 | 年2,000,000円以内 | 事業経費 |
| 津別町 | 年2,000,000円 | 住宅使用料、旅費、研修負担金等 |
| 滝川市 | 年1,995,000円 | 住居や車両に関わる費用 |
| 下川町 | 年1,600,000円 | 研修費用、旅費など |
| 釧路市 | 年1,000,000円 | 保険料の2分の1、住居借上料の2分の1、車両維持費、通信費等 |
| 湧別町 | 年200,000円+100,000円 | 研修・資格取得/活動費 |
住居と車両が活動経費から出るなら、月額の報酬をほぼ生活費に充てられます。北海道は市域が広く車が前提になる地域が多いため、車両費が経費で見られるかどうかは実質的な差になります。
副業が認められている点も重要です。任期後に独立を考えるなら、任期中に助走できます。道内で副業を明示しているのは、別海町(委託型)、根室市、余市町、鹿部町、音威子府村(任期後の起業や独立に向けたものは原則許可)などです。
報酬額は市の常設ページからは確認できませんでした。 募集要項で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
活動内容
市が公表している活動内容には次のようなものがあります。
- 地域イベントの企画・運営
- ウェブサイトや交流サイトを使った情報発信
- 特産品のPR
- 地域住民とのネットワークづくり
目的として「市のブランド価値を高め、交流人口を拡大する」ことが挙げられています。
市は「あの大人気ドラマのロケ地」という切り口でも募集を行っており、映像作品の舞台になった地域資源を活かす方向が示されています。
協力隊DAOという試み
滝川市は地域おこし協力隊DAOの取り組みも始めています。DAOは分散型自律組織のことで、中央の管理者を置かずに参加者が共同で運営する仕組みを指します。
市の取り組みは子ども居場所づくりの推進を目指すものとして公表されています。
道内では増毛町も協力隊DAOを開始しており、いずれも株式会社あるやうむと連携する形です。協力隊の運営に新しい仕組みを持ち込む試みとして、まだ数の少ない例になります。
ただしこの取り組みが通常の協力隊の募集や待遇にどう関わるかは、公表情報からは詳細を確認できませんでした。応募を検討する場合は市に直接確かめてください。
応募と問い合わせ
問い合わせ先は滝川市 企画課 企業立地推進係(電話 0125-28-8004)です。市は協力隊のページを設けており、隊員の紹介も公開しています。
応募の前に確かめること
- 募集要項で報酬額を確認する。常設ページからは分かりません
- 活動経費の使い道を確かめる。住居や車両に使えて年1,995,000円までです
- 副業の範囲を確認する。活動に支障がない限り認められます
- DAOの取り組みと募集の関係を聞く。公表情報だけでは分かりません
- 札幌・旭川への距離を評価に入れる。両市に近い立地です
- 空知の他の市町村と比べる。同じ振興局に220人がいます
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、隣接する砂川市は砂川市の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は滝川市が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.滝川市の地域おこし協力隊の活動経費はいくらですか。
A.年1,995,000円までです。住居や車両に関わる費用に使えます。国の制度が定める活動費の上限(年200万円)にほぼ張り付いた水準になります。
Q.副業はできますか。
A.活動に支障がない限り認められます。任期後に独立を考えるなら、任期中に助走できることになります。
Q.報酬はいくらですか。
A.市の常設ページからは確認できませんでした。月額の報酬があるとされていますが、額は募集要項で確かめてください。
Q.どんな活動をしますか。
A.地域イベントの企画・運営、ウェブサイトや交流サイトを使った情報発信、特産品のPR、地域住民とのネットワークづくりなどです。市のブランド価値を高め交流人口を拡大することが目的とされています。
Q.協力隊DAOとは何ですか。
A.分散型自律組織の仕組みを協力隊の運営に持ち込む試みです。滝川市は子ども居場所づくりの推進を目指すものとして公表しています。道内では増毛町も同種の取り組みを開始しています。
Q.生活の利便はどうですか。
A.滝川市は北海道の中央部にあり、札幌市と旭川市の両方に近い立地です。高速道路と鉄道の便があります。
Q.問い合わせ先はどこですか。
A.滝川市 企画課 企業立地推進係(電話 0125-28-8004)です。
参考にした公式ページ
- 滝川市地域おこし協力隊|滝川市役所 公式ホームページ
- (滝川市)杉下 怜|ほっかいどう地域おこし協力隊
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
- 地域おこし協力隊メインページ|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。