練馬の酉の市|開催日程・時間・アクセス
練馬で開かれる酉の市について、開催日と時間、行き方をまとめます。
練馬大鳥神社 酉の市
- 開催日
- 会場
- 練馬大鳥神社
- 住所
- 東京都練馬区豊玉北5-18-14
- 料金
- 無料
日程は変わることがあります。お出かけ前に公式ページでご確認ください。
練馬駅の南口を出てすぐ、商店街の一角に練馬大鳥神社が鎮座しています。11月の酉の日に立つ酉の市は、練馬駅周辺が1年でもっとも混み合う日として知られる行事です。練馬大鳥神社の酉の市公式ホームページと、練馬区・練馬区観光協会の公式情報をもとにまとめます。
練馬区で酉の市が開かれる神社
練馬区で酉の市が開かれる神社として公式情報で確認できるのは、次の2社です。
- 練馬大鳥神社(練馬区豊玉北5-18-14)… 練馬駅南口の商店街の一角にあり、区内でもっとも規模の大きい酉の市が立ちます。例年、1日の人出は1万人から2万人にのぼります。
- 石神井の大鷲神社(練馬区石神井町3-25-36)… 練馬大鳥神社よりもこぢんまりとした酉の市で、混雑を避けたい人におすすめと案内されています。ただし周辺の再開発工事にともない、近年は和田稲荷神社(練馬区石神井町1)を会場として酉の市が行われた年があります。出かける前に会場を確認してください。
この記事では、規模が大きく参拝者も多い練馬大鳥神社の酉の市を中心に説明します。練馬大鳥神社の酉の市は「練馬酉の市」「秋の大祭」「大酉祭」とも呼ばれます。神社が面する練馬駅南口一帯は、区の商店会一覧でも「おとり様商店会」として紹介されており、11月の酉の市は多数の人でにぎわうと記されています。
2026年(令和8年)の開催日と時間
練馬大鳥神社の酉の市公式ホームページが公開している酉の市カレンダーによると、2026年(令和8年)の開催日は次のとおりです。
- 一の酉:11月7日(土)
- 二の酉:11月19日(木)
2026年は二の酉までで、三の酉はありません。 11月19日の12日後は12月1日にあたり、11月のうちに3回目の酉の日が来ないためです。
開催時間は年によって案内が異なります。2025年の大酉祭は練馬区観光協会のイベント案内で14時から21時30分まで、2019年の特集記事では10時から22時までと示されていました。2026年の開催時間は、出かける前に神社の公式ホームページで確認してください。
なお練馬大鳥神社では例年、酉の市の前夜18時から祭礼を行って御札に魂を入れ、日付が変わった0時から1時までの1時間だけ境内を開放しています。一番乗りで参拝したい人が毎年40人から50人ほど訪れ、0時の合図の一番太鼓は宮司が鳴らしています。
参拝そのものは入場無料です。
酉の日とは 年によって回数が変わる理由
酉の市は、毎年11月の酉の日に行われる各地の大鳥神社・鷲神社の祭礼です。
「酉の日」とは、毎日の日付に十二支を順番に割り当てていく数え方で、「酉」にあたる日を指します。十二支は12で一巡するため、酉の日は12日おきに巡ってきます。
11月は30日あるので、月のはじめのほうに一の酉が来た年は、その12日後の二の酉、さらに12日後の三の酉までが11月に収まります。逆に一の酉が7日以降になると、11月のうちには二の酉までしか来ません。これが年によって二の酉までの年と三の酉までの年に分かれる理由です。最初の酉の日を一の酉、次を二の酉、最後を三の酉と呼びます。
練馬大鳥神社が公開しているカレンダーでは、2025年は11月12日と11月24日、2026年は11月7日と11月19日、2027年は11月14日と11月26日で、いずれも二の酉までとなっています。
酉の市の発祥は足立区の花畑大鷲神社とされ、栄えるようになったのは江戸時代からです。全国的な行事ではなく、東京を中心とした関東の風習である点も、神社の宮司が語る特徴として紹介されています。
会場と行き方
- 会場… 練馬大鳥神社(練馬区豊玉北5-18-14)
- 最寄り駅… 西武池袋線と都営大江戸線の練馬駅
- 駅からの所要… 練馬区観光協会のイベント案内では練馬駅から徒歩1分、同協会の特集記事では徒歩2分と案内されています。いずれにしても駅を出てすぐ、南口商店街の一角です。
- 東京メトロ有楽町線・副都心線から… 小竹向原駅で西武線に乗り換えできます。直通運転の車両もあります。
- 問い合わせ… 練馬区観光協会のイベント案内に掲載されている番号は03-3948-2960です。
神社の公式の来場案内に示されている交通手段は電車のみです。当日は周辺が大変混み合うため、電車で向かうのが確実です。
11月に入ると練馬駅南側の千川通りに奉納提灯が並び、夜には灯りがともります。西武池袋線練馬駅の中央改札口にも大きな提灯や熊手が飾られる年があり、駅を降りた時点から酉の市の雰囲気が感じられます。
熊手の買い方と値段の考え方
熊手は、その形が鷲の爪に似ていることから「運をわしづかみする」、落ち葉をかき集めるように「客をかき集める」とたとえられ、運や福、商売繁盛を招く縁起物とされています。
- 出店数… 練馬大鳥神社には、毎年決まった5軒の熊手商が出店します。店によって飾りやデザインが違うため、お気に入りの1軒を決めて同じ店で買い換えていくのがよいとされています。
- 値段… 大きさによって1,000円くらいから数十万円まで幅があります。
- 買い方… 「買った」「まけた」と値切り交渉をし、値切った分をご祝儀として渡すのが粋な買い方とされます。たとえば10,000円を8,000円に値切ったら、2,000円をご祝儀として渡します。結果として同じ額を支払うことになりますが、買う側も売る側も気持ちよくなれるやりとりです。ご祝儀の額に決まりはありません。
- 手締め… 商談が成立すると「いよぉ〜お」と景気付けの手締めが打たれます。あちこちの店から威勢のいい三本締めの掛け声が飛び交うのが、酉の市おなじみの光景です。
- 習わし… 最初は小さな熊手を買い、年々大きなものに買い換えていきます。買った熊手は正面を向けて高く掲げて歩くと、より大きく福をかき込めるとされ、自宅でも高めの位置に飾るとよいそうです。
- 開運熊手御守… 露店の縁起熊手とは別に、社務所では小さな竹熊手に神札と稲穂をつけた開運熊手御守が授与されています。2019年の酉の市から1,000円に改定されました。露店の熊手と違い、御札に御霊が込められているのが特徴で、前年の熊手はお祓いをしてからお焚き上げされます。
練馬大鳥神社ならではの見どころ
里神楽と投げ餅が、練馬の酉の市の名物です。神話の世界を再現した里神楽が神楽殿で1日に5回上演され、2019年は14時、16時、19時、20時30分、21時30分ごろの回が案内されていました。一の酉と二の酉では演目が異なり、年によっても内容が変わりますが、最後の演目「山神」だけは毎年同じです。
「山神」が終わると、天狗の面をつけた山の神・福の神が舞台浄めを舞い、クライマックスの投げ餅に移ります。神楽殿から紅白の丸い餅が勢いよく放たれ、受け取ろうとする人の波が大きくうねります。眼鏡やカメラを飛ばされた人もいるほどなので、前のほうで狙う場合は身につけているものに注意してください。
千川通りを埋め尽くす400個の奉納提灯も見どころです。練馬駅南口の6商店会の役員を中心とした有志「おおとり会」が配列や取りまとめを担い、地元の電気工事店が境内に3日間、千川通りに2日間かけて設置しています。電柱の地中化にともない支柱の立て方を工夫するなど、地元の手で毎年支えられている行事です。
境内と周辺の道には露店と商店街の出店が合わせて約240店並びます。縁日を楽しみに訪れる家族連れや地元の子どもも多く、餡餅やくまで焼き、貝の串など、常連にはお気に入りの店が決まっているそうです。
御朱印を目当てに訪れる人も増えています。宮司は中井の御霊神社と兼務しているため常駐していませんが、酉の市以外でも「8」のつく日には社務所を開けて御朱印を受け付けています。
混雑の状況と出かける時間帯
例年、1日の人出は1万人から2万人です。千川通りまで並ぶ参拝客の列は数十メートルにおよび、「最後尾」のプラカードを掲げた警備員が出る日もあります。
時間帯によって顔ぶれが変わります。午前から昼にかけては年配の参拝者が多く、夜は仕事帰りの人や会社単位で訪れる人が集まります。そのため夜の参拝は長蛇の列になりやすく、神社は日中の参拝をすすめています。ゆっくり熊手を選びたい場合や、小さな子ども連れの場合は日中が安心です。
一方で、提灯に灯りがともった夜の境内や、21時30分ごろの投げ餅は夜ならではの光景です。混雑を承知で夜に向かうなら、時間に余裕を持って出かけてください。商店街の飲食店を利用する場合は、事前の予約がおすすめです。
混雑を避けたい人には、区内でもう一つの酉の市である石神井の大鷲神社という選択肢もあります。こぢんまりとしていて落ち着いて回れますが、会場が変わる年があるため、出かける前の確認が必要です。
この記事は練馬大鳥神社の酉の市公式ホームページと、練馬区および練馬区観光協会の公式情報をもとに作成しています。開催日や時間、上演内容、出店の数などは変わることがあります。最新の情報は必ず神社と練馬区観光協会の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.2026年の練馬の酉の市はいつですか。
A.練馬大鳥神社の酉の市公式ホームページによると、2026年(令和8年)は一の酉が11月7日(土)、二の酉が11月19日(木)です。2026年は二の酉までで、三の酉はありません。開催時間は年によって案内が異なるため、出かける前に公式ホームページで確認してください。
Q.酉の市はなぜ年によって回数が変わるのですか。
A.酉の市は11月の酉の日に開かれます。酉の日は日付に十二支を割り当てたときに「酉」にあたる日で、12日おきに巡ってきます。11月は30日なので、一の酉が月の前半のうちに来る年は三の酉まで11月に収まり、そうでない年は二の酉までとなります。
Q.練馬大鳥神社へはどう行けばよいですか。
A.西武池袋線と都営大江戸線の練馬駅が最寄りで、南口商店街の一角にあります。練馬区観光協会のイベント案内では練馬駅から徒歩1分、同協会の特集記事では徒歩2分と案内されています。神社の来場案内に示されている交通手段は電車のみで、当日は周辺が大変混み合います。
Q.熊手はいくらぐらいで買えますか。
A.練馬大鳥神社には毎年決まった5軒の熊手商が出店し、価格は大きさによって1,000円くらいから数十万円まで幅があります。値切った分をご祝儀として渡すのが粋な買い方とされ、商談が成立すると手締めが打たれます。社務所では竹熊手に神札と稲穂をつけた開運熊手御守も授与されています。