えりも町の地域おこし協力隊|個人事業主として月額291,000円
えりも町の地域おこし協力隊について、業務委託という契約の型、月額291,000円という報酬、約2,000,000円の活動経費、コンブボートクルーズの仕事をまとめます。
えりも町の地域おこし協力隊は業務委託契約です。隊員は個人事業主として活動します。報酬は月額291,000円、活動経費は約2,000,000円まで町が負担します。町が公表している情報から整理します。
隊員6人、襟裳岬のまち
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、えりも町の隊員数は6人でした。北海道の受入166市町村のなかで32位です。
えりも町が属する日高振興局は5市町村で30人。1市町村あたり6.0人です。同じ日高では日高町5人、浦河町3人、様似町2人が近隣にあたります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
えりも町は襟裳岬のある町です。日高山脈が太平洋に落ちる先端にあたり、風の強さで知られます。
個人事業主として働く
町が公表している条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約 | 業務委託契約(隊員は個人事業主) |
| 報酬 | 月額291,000円 |
| 活動経費 | 予算の範囲内(約2,000,000円)を町が負担 |
| 経費の中身 | 消耗品費、旅費、研修費、資格取得費、車両燃料費等 |
| 任期 | 令和8年4月1日から令和9年3月31日まで |
| 更新 | 最長3年(令和11年3月31日)まで延長可能 |
月額291,000円は道内でも高い水準です。総務省が示す報償費の上限は年額350万円で、これを12で割ると約291,000円になります。上限いっぱいを出しているという読み方ができます。
同じ額を出している町は他にもあります。
| 市町村 | 月額 | 契約 |
|---|---|---|
| 芦別市 | 300,000円 | 委嘱(雇用関係なし) |
| えりも町 | 291,000円 | 業務委託(個人事業主) |
| 美深町 | 270,000円 | 会計年度任用職員 |
| 留寿都村 | 250,000円(委託料) | 委託 |
| 共和町 | 230,000円〜242,000円 | 会計年度任用職員 |
| 江別市 | 220,000円(上限) | 会計年度任用職員 |
ただし業務委託は手取りが変わります。社会保険は自分で加入して全額を負担することになり、国民年金保険料だけでも月17,000円前後、これに国民健康保険料が加わります。確定申告も自分で行います。
一方で、経費を自分で管理できるという面もあります。活動経費が約2,000,000円というのは道内でも大きい部類で、滝川市の年1,995,000円と並びます。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
コンブボートクルーズという仕事
令和8年度の募集で公表されている業務は3つに分かれます。
- コンブボートクルーズ事業の運営支援(運航時の船上補助、安全管理サポート、離着岸作業)
- 観光振興・プロモーション・商品開発
- 自身のスキルアップ・定住に向けた活動
船に乗る仕事が明示されている枠は道内でも珍しい形です。えりも町は日高昆布の産地で、その漁の現場を観光として見せる事業になります。
3つ目に「自身のスキルアップ・定住に向けた活動」が業務として入っている点も見逃せません。任期後の準備を勤務時間の中で行ってよいという意味になります。
応募資格
町が公表している応募資格は次のとおりです。
- 都市地域に在住し、採用後にえりも町へ生活拠点を移して住民票を異動できること
- 心身ともに健康で、地域おこし活動に意欲を持つこと
- 地域住民とコミュニケーションが取れること
- 普通自動車運転免許を有すること
- パソコンや交流サイトの操作ができること
- 地方公務員法第16条の欠格条項に該当しないこと
業務委託なのに地方公務員法の欠格条項が条件になっているのは、町が委嘱する立場だからです。雇用ではありませんが、公的な役割を担う扱いになります。
問い合わせ先はえりも町 企画課 振興係(電話 01466-2-4612)です。
応募の前に確かめること
- 業務委託だと理解する。個人事業主として活動します
- 社会保険を自分で計算する。全額が自己負担になります
- 確定申告が必要。経費の管理も自分で行います
- 活動経費の使い道を確認する。約2,000,000円まで町が負担します
- 船に乗る業務があることを踏まえる。安全管理や離着岸作業を含みます
- 風の強さを見込む。襟裳岬は風速10メートル以上の日が多い地域です
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、北海道への移住は北海道移住の始め方にまとめています。
本記事の内容はえりも町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.えりも町の地域おこし協力隊の報酬はいくらですか。
A.月額291,000円です。総務省が示す報償費の上限が年額350万円で、これを12で割ると約291,000円になるため、上限いっぱいの水準といえます。
Q.雇用されるのですか。
A.いいえ。町と業務委託契約を結び、隊員は個人事業主として活動します。社会保険は自分で加入して全額を負担することになり、確定申告も自分で行います。
Q.活動経費はいくらまで出ますか。
A.予算の範囲内で約2,000,000円まで町が負担します。消耗品費、旅費、研修費、資格取得費、車両燃料費等が対象です。
Q.どんな仕事をしますか。
A.コンブボートクルーズ事業の運営支援(運航時の船上補助、安全管理サポート、離着岸作業)、観光振興・プロモーション・商品開発、自身のスキルアップ・定住に向けた活動の3つです。
Q.任期は何年ですか。
A.令和8年4月1日から令和9年3月31日までで、最長3年(令和11年3月31日)まで延長できます。
Q.応募資格を教えてください。
A.都市地域に在住し採用後に町へ住民票を異動できること、心身ともに健康で意欲があること、地域住民とコミュニケーションが取れること、普通自動車運転免許があること、パソコンや交流サイトを操作できること、地方公務員法第16条の欠格条項に該当しないことです。
Q.問い合わせ先はどこですか。
A.えりも町 企画課 振興係(電話 01466-2-4612)です。
参考にした公式ページ
- 令和8年度えりも町地域おこし協力隊の募集について(観光振興)|北海道えりも町
- えりも町|ほっかいどう地域おこし協力隊
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
- 地域おこし協力隊メインページ|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。