北竜町の地域おこし協力隊|200万本のひまわりを支える人
北竜町の地域おこし協力隊について、ひまわり観光推進や移住定住コンシェルジュという枠、集落支援員との組み合わせ、窓口をまとめます。
北竜町の地域おこし協力隊は10人です。人口1,600人余りの小さな町で、ひまわりをシンボルに掲げています。毎年開かれる「ひまわりまつり」には23ヘクタールの畑に200万本が咲き、20万人以上が訪れます。協力隊の枠もこの観光を軸に組まれています。町が公表している情報から整理します。
隊員10人、人口1,600人余りの町
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、北竜町の隊員数は10人でした。北海道の受入166市町村のなかで18位です。
北竜町が属する空知振興局は24市町村で220人と、上川振興局288人に次ぐ規模です。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
人口1,600人余りに対して隊員10人という比率は、道内でも高い部類です。人口700人台の音威子府村が12人、人口2,000人前後の積丹町が17人と、小さな町ほど人口比の受入密度が高くなる傾向がここにも表れています。
ひまわりの町
北竜町の観光の柱がひまわりです。町が公表している数字は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催時期 | 毎年7月中旬から8月下旬 |
| 面積 | 23ヘクタール |
| 本数 | 200万本 |
| 来場者 | 20万人以上 |
人口1,600人の町に20万人が訪れるということは、住民の125倍の来場者を受け入れている計算になります。この規模の観光を担う人手を、協力隊で補う構図です。
町はひまわり観光推進の枠について、「これまでに培った経験やスキルを活かした活動を提案できる方で、活動終了後も本町においてひまわり観光の中心的な役割を担っていただける方」を求めています。任期後もひまわり観光に関わり続けることが前提になっています。
集落支援員との組み合わせ
北竜町の特徴は、協力隊と集落支援員を組み合わせている点です。町の広報によれば、集落支援員4名、地域おこし協力隊員2名が在籍し、さらに5月1日以降にも協力隊員が数名着任予定とされています。
集落支援員は総務省の別の制度で、地域の実情に詳しい人材が集落の点検や住民との話し合いを担うものです。協力隊が外から来る人材であるのに対し、集落支援員は地域に根ざした立場になります。2つの制度を組み合わせて配置している自治体は多くありません。
外から来た協力隊員にとっては、地域の事情を知る集落支援員が近くにいることになります。受入166市町村のうち67市町村は隊員が1人から4人で孤立しやすいことを考えると、この体制は意味を持ちます。
募集されている枠
北竜町が公表してきた枠には次のようなものがあります。
- ひまわり観光推進
- 移住・定住コンシェルジュ
- ふるさと納税マーケター(北竜オフィスメンバー)
ふるさと納税マーケターという枠は、上士幌町のふるさと納税推進員と同じく、行政の財源に直結する業務です。「地域の魅力を発信する」より一歩踏み込んだ、成果が数字で見える仕事といえます。
町には北竜ひまわり地域づくり協同組合もあり、正職員の募集も行われています。協力隊以外の入り方も含めて確認する価値があります。
報酬額は町の常設ページからは確認できませんでした。 枠ごとの募集要項で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
応募の前に確かめること
- 募集要項で報酬と契約の型を確認する。常設ページからは分かりません
- 任期後にひまわり観光に関わる意思を確かめる。募集の前提になっています
- 繁忙期の働き方を確認する。7月中旬から8月下旬に20万人が訪れます
- 集落支援員との関係を知っておく。町は2つの制度を組み合わせています
- どの枠かを決める。観光推進、移住定住、ふるさと納税で内容が違います
- 協同組合の求人も見る。北竜ひまわり地域づくり協同組合が正職員を募集しています
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ空知の沼田町は沼田町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は北竜町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.北竜町の地域おこし協力隊は何人いますか。
A.令和7年度で10人です。人口1,600人余りの町としては高い比率で、道内では小さな町ほど人口比の受入密度が高くなる傾向があります。
Q.どんな活動をしますか。
A.ひまわり観光推進、移住・定住コンシェルジュ、ふるさと納税マーケターなどの枠が公表されています。ひまわり観光推進では、任期終了後も町でひまわり観光の中心的な役割を担うことが求められています。
Q.ひまわりまつりとはどんな規模ですか。
A.毎年7月中旬から8月下旬に開かれ、23ヘクタールの畑に200万本のひまわりが咲き、20万人以上が訪れます。人口1,600人の町に住民の125倍の来場者がある計算になります。
Q.報酬はいくらですか。
A.町の常設ページからは確認できませんでした。枠ごとの募集要項で確かめてください。
Q.集落支援員とは何ですか。
A.総務省の別の制度で、地域の実情に詳しい人材が集落の点検や住民との話し合いを担うものです。北竜町は集落支援員4名と地域おこし協力隊員を組み合わせて配置しています。
Q.協力隊以外の働き方はありますか。
A.北竜ひまわり地域づくり協同組合が正職員の募集を行っています。協力隊以外の入り方も含めて確認する価値があります。
Q.繁忙期はいつですか。
A.ひまわりまつりが開かれる7月中旬から8月下旬です。この期間に20万人以上が訪れるため、観光に関わる枠では働き方が変わります。
参考にした公式ページ
- 北竜町ポータル(町の情報・募集)
- 【地域おこし協力隊】北竜町ふるさと納税マーケター 北竜オフィスメンバー募集|北竜町
- 北竜ひまわり地域づくり協同組合【ホームページ開設】【正職員募集について】
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。