登別市の地域おこし協力隊|温泉のまちで観光まちづくりを担う
登別市の地域おこし協力隊について、観光まちづくりリーダーや国際交流という枠、募集の時期、活動内容と窓口をまとめます。
登別市の地域おこし協力隊は9人です。登別温泉を擁する観光のまちで、募集の柱も観光まちづくりになります。市が公表している情報から整理します。
隊員9人、温泉のまち
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、登別市の隊員数は9人でした。北海道の受入166市町村のなかで19位です。
登別市が属する胆振振興局は10市町村で108人。厚真町28人、安平町25人、むかわ町17人、豊浦町12人、登別市9人、壮瞥町5人と続きます。1市町村あたり10.8人と道内でも密度の高い地域です。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
登別市は登別温泉で知られる観光都市です。人口は4万人台で、道内の協力隊受入市町村のなかでは規模の大きい部類に入ります。都市部が協力隊の受け皿になりにくい北海道の傾向のなかでは、北見市(10人)、旭川市(10人)と並ぶ例といえます。
観光まちづくりリーダー
令和8年度の募集として公表されているのが観光まちづくりリーダーです。募集期間は令和8年7月27日から9月11日とされていました。
主な業務内容として挙げられているのは次のとおりです。
- 地域住民または関係団体と地域外人材によるイベント等の企画運営
- 地域外人材と連携した支援・協力
- 登別地区での起業に向けた誘致・支援
- 関係人口の創出・拡大および移住・定住に向けた市の魅力発信
- 地域資源や地域の魅力の情報発信
「地域外人材」との連携が繰り返し出てくる点に特徴があります。協力隊員自身が地域外から来る人材ですが、それに加えて外部の人を呼び込み、つなぐ役割が求められています。
起業の誘致・支援も業務に含まれます。自分が起業するのではなく、起業する人を呼んで支える側に回る枠です。
市は「熱いハートとアイデアを持って地域や行政と協力しながら登別の魅力を発信できる隊員」を求めると説明しています。
国際交流の枠もある
登別市はもうひとつ、国際交流プロジェクトマネージャーの枠も募集してきました。
登別温泉は海外からの観光客が多く訪れる観光地です。国際的な業務を含む枠は道内に複数あり、北見市(外国語情報発信、アドベンチャートラベルガイド)、美瑛町(地域DMO事業・英語でのコミュニケーションが要件)、大樹町(海外ロケット事業会社の誘致支援)などがあります。
報酬額は市の常設ページからは確認できませんでした。 枠ごとの募集要項で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
観光地で協力隊をするということ
登別市を選ぶ場合、他の市町村とは前提が違う点があります。
生活の利便は高くなります。 人口4万人台の市で、札幌市までは車や鉄道で1時間半ほど。新千歳空港も近く、道内外への移動がしやすい立地です。買い物や医療の選択肢もあります。
観光の繁忙期に働き方が変わります。 温泉地は季節と曜日で人の動きが大きく変わります。イベントの企画運営が業務に入るため、土日や夜間の勤務が発生する可能性があります。
「地域おこし」の意味が変わります。 人口700人台の音威子府村や1,600人の北竜町で協力隊が担うのは集落の維持に直結する仕事ですが、登別市の枠は観光振興と関係人口づくりという、産業政策に近い性格を持ちます。
道内の観光地では、ニセコ町(25人)、斜里町(14人)、富良野市(10人)、美瑛町(13人)なども協力隊を受け入れています。観光地同士で条件を比べるという選び方もできます。
応募の前に確かめること
- 募集要項で報酬と契約の型を確認する。常設ページからは分かりません
- 募集の時期を確認する。令和8年度は7月27日から9月11日の受付でした
- 業務内容を理解する。イベント企画、起業の誘致支援、情報発信が含まれます
- 繁忙期の働き方を確かめる。観光地では土日や夜間の勤務が発生します
- どの枠かを決める。観光まちづくりリーダーと国際交流の枠があります
- 観光地の他の市町村と比べる。ニセコ町、斜里町、富良野市なども受け入れています
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ胆振の厚真町は厚真町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は登別市が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.登別市の地域おこし協力隊はどんな活動をしますか。
A.観光まちづくりリーダーの枠では、地域住民や関係団体と地域外人材によるイベントの企画運営、登別地区での起業に向けた誘致・支援、関係人口の創出・拡大、移住定住に向けた魅力発信、地域資源の情報発信などです。
Q.報酬はいくらですか。
A.市の常設ページからは確認できませんでした。枠ごとの募集要項で確かめてください。
Q.募集の時期はいつですか。
A.令和8年度の観光まちづくりリーダーは、令和8年7月27日から9月11日が募集期間でした。年度によって変わるため最新の情報で確認してください。
Q.国際交流の枠もありますか。
A.あります。国際交流プロジェクトマネージャーの枠が募集されてきました。登別温泉は海外からの観光客が多く訪れる観光地です。
Q.登別市はどんな市ですか。
A.登別温泉で知られる観光都市で、人口は4万人台です。胆振振興局に属し、札幌市までは車や鉄道で1時間半ほど、新千歳空港も近い立地です。
Q.生活の利便はどうですか。
A.人口4万人台の市なので買い物や医療の選択肢があります。都市部が協力隊の受け皿になりにくい北海道の傾向のなかでは、北見市や旭川市と並ぶ例になります。
Q.町村の協力隊と何が違いますか。
A.活動の性格が違います。人口の少ない町村では集落の維持に直結する仕事が中心ですが、登別市の枠は観光振興と関係人口づくりという産業政策に近い性格を持ちます。
参考にした公式ページ
- 登別市地域おこし協力隊「観光まちづくりリーダー」を募集します|登別市
- 登別市地域おこし協力隊の紹介|登別市
- 登別市地域おこし協力隊(国際交流プロジェクトマネージャー)を募集します|登別市
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。