乙部町の地域おこし協力隊|ブロッコリーの畑と出荷場
乙部町の地域おこし協力隊について、契約野菜生産出荷組合と農場という2つの受入先、ブロッコリーと大豆の仕事、勤務時間と応募の要件をまとめます。
乙部町の協力隊は畑と出荷場に入ります。受入先が契約野菜生産出荷組合と農場という2つで、ブロッコリーや大豆を扱う現場の仕事です。町が公表している情報から整理します。
隊員4人、檜山の日本海側
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、乙部町の隊員数は4人でした。北海道の受入166市町村のなかで56位です。
乙部町は檜山振興局にあり、日本海に面しています。檜山は7市町村で35人と道内では小さい規模の地域で、せたな町10人、今金町7人、厚沢部町7人、乙部町4人、江差町2人、上ノ国町2人という内訳になります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
2つの受入先
町が公表している受入先と業務は次のとおりです。
乙部町契約野菜生産出荷組合。 ブロッコリーと大豆の集荷、選別、出荷を担い、組織の運営も補助します。
有限会社おとべ農場(農業生産法人)。 ブロッコリーと馬鈴薯の植付けと収穫を担います。
共通の業務として、交流サイトを通じた地域の魅力の発信、町のイベントの補助、自主的な地域おこし活動への参加が挙げられています。
受入先が具体的に示されている点が乙部町の特徴です。役場配属ではなく、実際に働く場所が募集の段階で分かります。
道内で受入先を明示している例は次のとおりです。
| 市町村 | 受入先 |
|---|---|
| 乙部町 | 契約野菜生産出荷組合/有限会社おとべ農場 |
| 厚沢部町 | 素敵な過疎づくり株式会社 |
| 深川市 | 株式会社深川未来ファーム |
| 大樹町 | スペースコタン株式会社 |
| 島牧村 | 株式会社アバローネ(道の駅運営会社) |
| 置戸町 | 有馬農場 |
集荷・選別・出荷と、植付け・収穫が分かれているという点も見逃せません。同じブロッコリーでも、畑で作る仕事と出荷場で扱う仕事は別です。どちらの枠かで日々の作業がまったく変わります。
報酬額は町の常設ページからは確認できませんでした。 枠ごとの募集要項で確かめてください。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
勤務時間と繁忙期
公表されている勤務の条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勤務時間 | 8時30分から17時15分 |
| 実働 | 7時間30分(休憩1時間15分) |
| 残業 | 繁忙期はあり |
「繁忙期は残業あり」と明記している点は率直な書き方です。
農業は季節によって忙しさが大きく変わります。ブロッコリーの収穫期には作業が集中し、馬鈴薯も同じです。平準化できない仕事なので、その時期は長く働くことになります。
休憩が1時間15分というのも農業の現場らしい設定です。屋外作業では体を休める時間が要ります。
求人を見るときは、残業の扱いを確かめてください。 手当がつくのか、繁忙期がいつからいつまでなのか、年間でどれくらいの時間になるのか。説明会や面接で聞ける項目です。
応募の要件
公表されている要件は次のとおりです。
- 普通自動車運転免許(オートマチック限定でも可)
- パソコンの基本操作ができること
- 乙部町へ住民票を異動する意思があること
オートマチック限定でも可と明記している点は、応募の間口を広げる書き方です。古平町が「実際に運転ができること」を条件にしているのと同じく、車が生活と仕事の前提である地域だからこそ、免許の条件が具体的に示されます。
問い合わせ先は乙部町 総務課(北海道爾志郡乙部町緑町388、電話 0139-62-2311)です。
農業の枠を選ぶということ
道内には農業を軸にした協力隊の枠が各地にあります。
| 市町村 | 作物や形 |
|---|---|
| 乙部町 | ブロッコリー、大豆、馬鈴薯 |
| 八雲町 | 軟白ねぎ(新規就農制度) |
| 豊浦町 | いちご |
| 足寄町 | 夏秋いちご |
| 新得町 | しいたけ |
| 沼田町 | しいたけ、いちご、肉牛 |
| 共和町 | 農業支援員2人 |
| 黒松内町 | 酪農・畜産支援員 |
| 古平町 | 就農を目指す農林業推進員 |
作物が示されていると、任期後の姿が具体的に見えます。 新規就農では作物ごとに必要な設備も技術も違うためです。
一方で、乙部町の枠は「就農を目指す」とは書かれていません。 組合や農場での勤務が前提です。任期後にその受入先で働き続けるのか、自分で農業を始めるのかは、応募のときに確かめてください。
応募の前に確かめること
- どちらの受入先か確かめる。出荷場と畑では作業が変わります
- 募集要項で報酬を確認する。常設ページからは分かりません
- 繁忙期の残業を確認する。時期と手当の扱いを聞いてください
- 任期後の道筋を聞く。受入先で働き続けるのかを確かめます
- 体を使う仕事であることを踏まえる。屋外での作業が中心です
- 檜山の他の町と比べる。せたな町10人、今金町7人、厚沢部町7人が近隣です
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ檜山の厚沢部町は厚沢部町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は乙部町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。
よくある質問
Q.乙部町の地域おこし協力隊はどこで働くのですか。
A.乙部町契約野菜生産出荷組合と、有限会社おとべ農場(農業生産法人)の2つが受入先として公表されています。役場配属ではなく、実際に働く場所が募集の段階で分かる形です。
Q.どんな業務をしますか。
A.組合ではブロッコリーと大豆の集荷、選別、出荷と組織の運営補助を、農場ではブロッコリーと馬鈴薯の植付けと収穫を担います。共通業務として交流サイトでの地域の魅力の発信、町のイベントの補助、自主的な地域おこし活動への参加があります。
Q.勤務時間を教えてください。
A.8時30分から17時15分で、休憩1時間15分を除く実働7時間30分です。繁忙期には残業があると明記されています。
Q.繁忙期はいつですか。
A.ブロッコリーや馬鈴薯の収穫期に作業が集中します。時期や残業手当の扱いは説明会や面接で確かめてください。
Q.報酬はいくらですか。
A.町の常設ページからは確認できませんでした。枠ごとの募集要項で確かめるか、乙部町 総務課(電話 0139-62-2311)に問い合わせてください。
Q.応募の要件を教えてください。
A.普通自動車運転免許(オートマチック限定でも可)、パソコンの基本操作ができること、乙部町へ住民票を異動する意思があることです。
Q.任期後に就農できますか。
A.乙部町の枠は「就農を目指す」とは書かれておらず、組合や農場での勤務が前提です。任期後にその受入先で働き続けるのか、自分で農業を始めるのかは応募のときに確かめてください。
参考にした公式ページ
- 地域おこし協力隊員の募集|北海道乙部町
- 乙部町|ほっかいどう地域おこし協力隊
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
- 地域おこし協力隊メインページ|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。