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余市町の地域おこし協力隊|個人委嘱型で副業ができるという設計

3分で読めます執筆: TownHub編集部
地域おこし協力隊余市町

余市町の地域おこし協力隊について、令和2年から続く個人委嘱型という契約の形、副業が認められている点、ワインや観光の活動分野と窓口をまとめます。

余市町の地域おこし協力隊は15人で、後志振興局ではニセコ町25人、積丹町17人に次ぐ3位です。契約は個人委嘱型で、町は副業を認めています。令和2年4月に町で初めての隊員が着任し、以後同じ形態が続いています。町が公表している情報から整理します。

隊員15人は後志で3位

総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、余市町の隊員数は15人でした。北海道の受入166市町村のなかで14位です。

余市町が属する後志振興局は17市町村で134人。ニセコ町25人、積丹町17人、余市町15人、仁木町12人、岩内町9人、倶知安町8人と続きます。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。

余市町はワインとウイスキーの産地として知られ、果樹栽培も盛んです。協力隊にも、ワインや観光に関わる枠が設けられてきました。

個人委嘱型という契約

町は令和2年4月に個人委嘱型の地域おこし協力隊を初めて受け入れ、現在も同じ形態で隊員が活動しています(令和8年4月1日時点)。

個人委嘱型は、町が隊員個人と活動に関する委嘱契約を結ぶ形です。特徴は次のとおりです。

  • 住民票は余市町内に移す必要がある(制度共通の要件)
  • 副業を認めている
  • 活動の柔軟性が高い

雇用契約ではないため、勤務時間や休日の管理を町が行う形にはなりません。その代わり社会保険は自分で加入して負担することになります。契約の型ごとの違いは北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。

副業が認められている点は、任期後の独立を考えている人にとって意味があります。同じ後志では積丹町が受入団体のもとで働く形、ニセコ町が町長による任用(別に特命委託型もあり)と、近隣でも仕組みが分かれます。

おためし協力隊とツアー

余市町は「おためし地域おこし協力隊」も実施しています。北海道の公式ポータルには「余市町おためし地域おこし協力隊ツアー」の案内が掲載されてきました。

おためし協力隊は、正式に着任する前に短期間その地域を体験する仕組みです。総務省の資料によれば、おためし地域おこし協力隊の参加者数は令和6年度に1,149人、令和7年度に1,450人と増えています。

町の雰囲気や活動内容が自分に合うかを確かめてから応募できるため、移住後の食い違いを減らせます。北海道内では上士幌町も同種の募集を行っています。

報酬について

報酬額は、町の常設ページには掲載されていません。 町は募集情報を別のページで公開しており、枠ごとの条件はそちらで確認する形です。

個人委嘱型のため、公表される額は委嘱に伴う報償費という位置づけになります。社会保険料を自分で負担する前提で、手元に残る額を計算する必要があります。

参考として、同じ後志振興局のニセコ町は月額200,000円(活動支援定額補助を含む)に期末手当最大2.5か月分・勤務手当最大1.0か月分、住居補助が同居親族ありで月額85,000円・単身で月額80,000円という条件です。積丹町は月額最大220,000円に期末勤勉手当最大4.65か月分で、住宅は原則として町営住宅になります。

問い合わせ

問い合わせ先は余市町 総合政策部 政策推進課 政策推進係(電話 0135-21-2117)です。

町は現役隊員の氏名を公開しているほか、過去に活動していた隊員の情報も掲載しています。どのような人がどんな活動をしてきたかを応募前に確認できます。

応募の前に確かめること

  1. 募集ページで報酬額を確認する。常設ページには掲載されていません
  2. 個人委嘱型であることを踏まえる。社会保険は自己負担になります
  3. 副業ができる範囲を確認する。町は副業を認めています
  4. おためし協力隊を検討する。着任前に地域を体験できます
  5. 住民票を移せるか確かめる。余市町内に移す必要があります
  6. 後志の他の町と比べる。ニセコ町と積丹町では仕組みが違います

北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ後志のニセコ町はニセコ町の地域おこし協力隊、積丹町は積丹町の地域おこし協力隊にまとめています。

本記事の内容は余市町が公表している情報によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の募集要項で確かめてください。

よくある質問

Q.余市町の地域おこし協力隊はどんな契約ですか。

A.個人委嘱型です。町が隊員個人と活動に関する委嘱契約を結ぶ形で、令和2年4月に町で初めての隊員が着任して以来、同じ形態が続いています。

Q.副業はできますか。

A.できます。余市町は副業を認めており、活動の柔軟性が高い点が特徴とされています。雇用契約ではないため勤務時間の管理を町が行う形にはなりません。

Q.社会保険はどうなりますか。

A.個人委嘱型で雇用関係がないため、自分で加入して負担することになります。報酬額を見るときは、社会保険料を差し引いた手元の額で考える必要があります。

Q.報酬はいくらですか。

A.報酬額は町の常設ページには掲載されていません。町は募集情報を別のページで公開しており、枠ごとの条件はそちらで確認する形です。

Q.おためし協力隊はありますか。

A.あります。北海道の公式ポータルには「余市町おためし地域おこし協力隊ツアー」の案内が掲載されてきました。正式な着任前に短期間その地域を体験できる仕組みです。

Q.余市町の隊員数は何人ですか。

A.令和7年度で15人です。後志振興局17市町村134人のなかではニセコ町25人、積丹町17人に次ぐ3位にあたります。

Q.問い合わせ先はどこですか。

A.余市町 総合政策部 政策推進課 政策推進係(電話 0135-21-2117)です。町は現役隊員と過去に活動していた隊員の情報も公開しています。

TownHub編集部

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全国の地域情報を取材・編集しています。自治体の公開情報と現地取材をもとに、その街で暮らす人に役立つ情報をお届けします。

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