町田市の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
町田市の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
町田市は1992年度から防災行政無線の屋外放送を続けています。聞き逃したときは通話無料の番号にかければ、放送内容がそのまま再生されます。町田市と気象庁・内閣府の公式情報をもとに整理します。
避難情報と警戒レベル
大雨のときに市区町村が出す避難情報は、5段階の警戒レベルに数字を付けて伝えられます。
- 警戒レベル3 高齢者等避難:避難に時間がかかる方が避難を始めるタイミングです
- 警戒レベル4 避難指示:危険な場所から全員が避難するタイミングです
- 警戒レベル5 緊急安全確保:すでに災害が発生または切迫している状況で、必ず発令される情報ではありません
多くの場合、防災気象情報は自治体が発令する避難指示等よりも先に発表されます。気象庁は、警戒レベル4や3に相当する防災気象情報が出た際には、避難指示等が発令されていなくてもキキクルや河川の水位情報等を用いて自ら避難の判断をするよう呼びかけています。
避難の仕方についても、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、状況に応じて安全を確保することが示されています。
避難広場と避難施設
町田市は、地震のときの避難先を震災時避難広場(避難場所)と避難施設(避難所)に分けて整理しています。広場はまず身を寄せる屋外の場所、施設はそのあと過ごす建物です。
風水害については、風水害時避難施設一覧が別に公表されています。地震のときの行き先と大雨のときの行き先が同じとは限らないので、両方を確かめておいてください。
市は防災ウェブポータルも開設しており、平常時は気象情報とハザードマップを、災害時は避難情報と避難所の開設状況を表示します。浸水予想区域、土石流の警戒区域、避難施設、災害時給水施設なども確認できます。
町田市は市域が広く、丘陵地と川沿いの低地の両方を抱えています。同じ市内でも、隣の地区の条件が自分に当てはまるとは限りません。
ハザードマップで確認すること
町田市は町田市防災マップ(地震)のほか、洪水と土砂災害のハザードマップを公開しています。防災課、市民センター、駅前連絡所などで配布されています。
丘陵地を抱える町田市では、土砂災害の確認が特に大事です。土石流の警戒区域は防災ウェブポータルでも見られます。崖のそばに住んでいる場合はもちろん、通学路や通勤路に崖がある場合も確認しておいてください。
洪水については、自宅が色のついた区域に入っているか、入っている場合はどのくらいの深さが想定されているかを確かめます。想定される浸水深が建物の1階を超えるなら、上階への移動では足りない可能性があります。
情報の受け取り方
町田市では、1992年度から市内各地で防災行政無線屋外拡声スピーカーによる放送を実施しています。放送されるのは、災害内容、被害情報、避難施設(避難所)・救護連絡所開設状況といった災害に関する内容です。
聞き逃したときのために、防災行政無線フリーダイヤル(0800-800-5181)が用意されています。この番号にかけると、防災行政無線から放送した内容が受話器ごしに再生され、聞くことができます。フリーダイヤルのため通話料は無料で、固定電話だけでなく携帯電話からもかけられます。
あわせて、防災行政無線で放送した内容や気象警報、その他防災情報を配信するメール配信サービスも行われています。過去の配信履歴を確認することもできます。
なお、同時刻に無線放送を実施している他市の設備への影響を考え、町田市の放送は少し早めに終了するよう設定されています。
日ごろの備えと問い合わせ
避難施設の一覧、ハザードマップ、フリーダイヤルの番号は変わることがあります。出かける前に町田市の公式ページで最新の案内を確認してください。防災ウェブポータルにも情報がまとまっています。
備えとして最低限やっておきたいのは次の3つです。第一に、自宅がハザードマップのどの色に入っているかを確認すること。第二に、0800-800-5181を家族が見られる場所に控えておくこと。第三に、警戒レベル3の段階で誰が動くかを家族で決めておくことです。
非常持ち出しと備蓄は分けて考えてください。持ち出し袋は避難するときに持って出るもの、備蓄は自宅で過ごすためのものです。薬を常用している人は、お薬手帳の写しかその画像を持ち出し袋に入れておいてください。市域の広い町田市では、避難先までの移動時間も見込んで計画を立ててください。
もうひとつ覚えておきたいのが、災害用伝言ダイヤルです。電話がつながりにくくなったときでも、伝言を録音・再生して安否を伝え合えます。番号は171で、毎月1日と15日などに体験利用ができます。使ったことがないと本番で戸惑うので、一度は家族で試しておいてください。
在宅避難という選択肢も忘れないでください。自宅が浸水想定区域の外にあり、建物が無事なら、避難所へ行くより自宅にとどまるほうが安全なことがあります。そのためにも水と食料の備蓄が効いてきます。市域の広い町田市では、在宅避難できる条件かどうかを先に見極めておくと選択が早くなります。
よくある質問
Q.町田市の防災行政無線が聞き取れませんでした。
A.防災行政無線フリーダイヤル(0800-800-5181)にかけると、放送した内容が受話器ごしに再生されます。通話料は無料で、固定電話だけでなく携帯電話からもかけられます。
Q.防災行政無線ではどんな内容が放送されますか。
A.災害内容、被害情報、避難施設(避難所)・救護連絡所の開設状況といった災害に関する放送です。
Q.避難先はどのように分かれていますか。
A.地震のときは震災時避難広場(避難場所)と避難施設(避難所)に分かれています。風水害時の避難施設一覧は別に公表されています。
Q.防災ウェブポータルでは何が見られますか。
A.平常時は気象情報とハザードマップ、災害時は避難情報と避難所の開設状況です。浸水予想区域、土石流の警戒区域、避難施設、災害時給水施設なども確認できます。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。