港区の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
港区の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
港区は台地と低地が入りまじり、海にも面しているため、地震だけでなく高潮や浸水、がけ地での土砂災害にも備えが必要なまちです。いざというときに慌てないよう、避難先や備えの基本を港区の公式情報をもとにまとめます。
地震のときの避難先
港区は、区内の小・中学校などの区有施設を避難所に指定しています。地震で自宅が壊れたり、火災で自宅にいられなくなったりした人が一時的に生活する場所で、区民避難所(地域防災拠点)と呼ばれています。区民避難所は区内に57か所指定されており、区立の小学校・中学校を中心に、いきいきプラザや区民センターなどの施設も含まれています。
- 区民避難所は、自宅で生活を続けられない被災者のための一時的な生活の場です。
- 介護などのサービスが必要で、自宅や区民避難所での生活が難しい人のために、別に福祉避難所が用意されています。
- 自分の家から一番近い区民避難所がどこかは、日ごろから確認しておくと安心です。
避難所の指定や名称は変わることがあるため、最新は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
ハザードマップで自宅のリスクを知る
港区は、自宅や職場のまわりにどんな危険があるかを知るためのハザードマップを公開しています。区が公開しているのは次の種類です。
- 津波ハザードマップ(想定される地震による津波の浸水予測)
- 液状化マップ(地震のときに液状化するおそれのある地域)
- 揺れやすさマップ(地盤の揺れやすさ)
- 浸水ハザードマップ(大雨で河川や下水道の排水能力を超えたときに浸水が予想される地域。洪水と内水を合わせたもの)
- 高潮浸水ハザードマップ(台風などによる高潮で浸水が予想される区域)
- 土砂災害ハザードマップ(土砂災害で被害が及ぶおそれのある区域)
これらは電子地図や3D都市モデルでも見ることができます。港区内には土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域があり、がけ地に隣接した場所では大雨のときにがけ崩れの危険があります。区域の指定状況は東京都のホームページで確認できます。
公開しているマップの種類や内容は変わることがあるため、最新は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
風水害のときの避難所
台風や大雨のときは、地震のときとは避難の考え方が少し違います。港区で想定される風水害は、土砂災害・津波・浸水害・高潮などです。区は災害のおそれが高まると、警戒レベルに応じて避難情報を出します。
- 警戒レベル3(高齢者等避難)…危険な場所から高齢者などは避難を始めるタイミングです。
- 警戒レベル4(避難指示)…危険な場所から全員が避難するタイミングです。
- 警戒レベル5(緊急安全確保)…すでに命の危険がある状況で、直ちに安全を確保します。
台風などが近づくときは、区が自主的に避難できる自主避難施設を先に開設することがあります。区民センターやいきいきプラザなどが使われ、雨風が強くなる前や夜間・早朝を避けた早めの移動が呼びかけられています。避難するときは飲食物や薬を持参します。避難情報は防災行政無線や防災ラジオ、防災情報メール、防災アプリなどで届きます。
開設される施設や避難情報の出し方は変わることがあるため、最新は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
家庭で備えておくもの
災害が起きても、自宅に倒壊や浸水などの危険がなければ、そのまま自宅で生活を続ける在宅避難という考え方があります。そのためには、家庭でふだんから備えておくことが大切です。港区が示している備蓄の目安は、一人あたり次のとおりです。
- 水…1日3リットルを目安に、7日分。
- 食料…1日3食を目安に、7日分(アルファ化米、缶詰、レトルト食品など)。
- 携帯トイレ…1日5回を目安に、7日分。
食料や日用品は、少し多めに買って使った分だけ買い足すローリングストックにすると、いつも新しいものを備えておけます。ラップやビニール袋など、ふだんよく使うものにも同じ方法が役立ちます。
備蓄の目安は変わることがあるため、最新は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
日ごろからできる備え
大きな災害の被害を減らすには、起きる前の備えが何より大切です。次のことを家族で話し合っておきましょう。
- 家具の固定…転倒や落下でけがをしないよう、家具を壁に固定しておきます。港区では家具転倒防止器具などを無償で支給する助成があり、自力での取り付けが難しい世帯には取付支援もあります。
- 連絡方法の確認…家族が離れているときにどう安否を伝え合うか、集合場所も含めて決めておきます。
- 避難経路の確認…自宅から近い区民避難所や、風水害のときの避難先までの道のりを、実際に歩いて確かめておきます。
- がけ地の確認…自宅ががけ地に隣接していないか確かめ、心配なときは早めの安全行動を心がけます。
助成の内容や対象は変わることがあるため、最新は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
この記事は港区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難所や助成の内容、ハザードの情報などは変わることがあります。最新の情報は必ず港区の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.港区では地震のときどこに避難すればよいですか。
A.港区は区内の小・中学校などの区有施設を避難所に指定しており、これを区民避難所(地域防災拠点)と呼びます。区内に57か所あり、自宅で生活できなくなった人の一時的な生活の場です。介護などが必要な人には福祉避難所が用意されています。自宅から近い避難所を日ごろから確認しておきましょう。指定は変わることがあるため、最新は港区の公式ホームページで確認してください。
Q.自宅の水害や土砂災害のリスクはどう調べればよいですか。
A.港区は浸水・高潮浸水・土砂災害などのハザードマップを公開しており、電子地図や3D都市モデルでも見られます。区内には土砂災害警戒区域や特別警戒区域があり、区域の指定状況は東京都のホームページで確認できます。まずは自宅や職場のまわりの危険をマップで確かめておきましょう。
Q.地震のときと風水害のときで避難先は同じですか。
A.考え方が異なります。地震では区民避難所(地域防災拠点)が中心ですが、台風や大雨のときは区が自主避難施設を先に開設することがあり、区民センターやいきいきプラザなどが使われます。風水害では警戒レベルに応じた避難情報が出るので、早めの避難を心がけてください。開設施設や運用は変わることがあるため、最新は港区の公式ホームページで確認してください。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。