練馬区の防災ガイド|避難拠点とハザードマップの見方
練馬区の防災を公式情報をもとにまとめました。区立小中学校98校が指定される「避難拠点」のしくみ、土砂災害・浸水のハザードマップ、風水害時の避難所、家庭の備えを解説します。
練馬区は石神井川や白子川といった河川が流れ、一部に斜面地もある地域です。いざというときに落ち着いて動けるよう、練馬区の公式情報をもとに地震と風水害への備えをまとめます。
地震のときの避難先
練馬区では、大地震のときに地域活動の拠点となり、避難所にもなる場所を「避難拠点」と呼んでいます。区立の小・中学校が避難拠点に指定されており、単なる「避難所」「避難場所」ではなく、地域での災害時の活動拠点も兼ねることから「避難拠点」という独自の呼び方をしています。
- 区内で震度5弱以上の地震が発生し、学校の建物が安全な場合に、避難拠点要員によって開設されます。
- 避難拠点では、避難者の受け入れのほか、自宅で避難生活を送る在宅避難者への支援も行われます。
- 火や煙から一時的に身を守る「避難場所」と、生活の場となる「避難拠点」は役割が異なります。まず身の安全を確保し、そのうえで生活の拠点へ移るという流れを押さえておきましょう。
自宅が無事であれば、住み慣れた自宅で過ごす在宅避難も大切な選択肢です。どこの避難拠点が自分の地域にあたるかは、事前に確認しておくと安心です。避難拠点の指定や開設の条件は変わることがあるため、最新は必ず練馬区の公式ホームページで確認してください。
ハザードマップで自宅のリスクを知る
自宅がどんな災害に弱いかを前もって知っておくと、避難の判断がぐっとしやすくなります。練馬区が公開している主なものは次のとおりです。
- 水害ハザードマップ…区内を流れる石神井川・白子川・江古田川があふれた場合の浸水の範囲と深さを示しています。あわせて、下水道が雨水を排水しきれずに水があふれる「内水氾濫」の危険がある区域も色分けで示されています。
- 土砂災害の情報…区内の一部の斜面地が、土砂災害防止法に基づいて土砂災害警戒区域・特別警戒区域に指定されています。桜台、南田中、大泉町、旭町、土支田、上石神井、関町北などの一部が対象となっています。
浸水の想定は大雨のシナリオをもとに作られており、想定を超える雨が降る可能性もあります。マップで自宅の色を確認し、浸水や土砂災害のおそれがある場合は早めの避難を意識しておきましょう。指定区域や浸水想定は見直されることがあるため、最新は必ず練馬区の公式ホームページで確認してください。
風水害のときの避難所
台風や大雨のときの避難先は、地震のときとは考え方が異なります。地震のときの避難拠点は区立の小・中学校ですが、風水害のときの避難所は、原則として浸水のおそれのない地区区民館や地域集会所などの区立施設が中心になります。
- 練馬区は、降雨の状況や地域ごとの河川氾濫・浸水・土砂災害の危険性に応じて、優先度をつけて段階的に避難所を開設します。
- 危険性がさらに高まった場合には、小・中学校も避難所として開設されます。
- 「避難」とは難を避けることであり、区が指定した避難所へ行くことだけが避難ではありません。安全な親戚・知人宅へ移る、自宅が安全なら屋内で安全を確保する、といった方法もあわせて考えましょう。
河川の水位が上がり災害の発生するおそれが生じると、区から避難情報が発令されます。どの避難所が開くかは状況によって変わるため、風水害のときは最新の開設情報や避難情報を必ず練馬区の公式ホームページなどで確認してください。
家庭で備えておくもの
災害の直後は、支援物資がすぐに届かないことがあります。日ごろから家庭で備蓄しておきましょう。
- 水…飲み水や調理用として、一人あたり1日3リットルが目安です。
- 食料…最低3日分、可能であれば1週間分をそなえておくと安心です。常温で保存でき、調理がいらないものを中心に、ふだん食べ慣れたものを選ぶとよいでしょう。
- そのほか、携帯トイレや常備薬、モバイルバッテリー、乳幼児や高齢者など家族に合わせた用品もそろえておきましょう。
備蓄は、使った分を買い足しながら一定量を保つようにすると、無理なく続けられます。備蓄の目安は変わることがあるため、最新は必ず練馬区の公式ホームページで確認してください。
日ごろからできる備え
物の備蓄だけでなく、日ごろの行動や家の中の対策も被害を小さくします。
- 家具の固定…タンスなどの背の高い家具は、金具やポール式の器具などで壁に固定し、転倒を防ぎましょう。
- 連絡方法の確認…大地震のときは電話がつながりにくくなります。災害用伝言ダイヤルの使い方を家族で確認し、遠方の親戚など共通の連絡先を決めておきましょう。
- 避難経路の確認…自宅から避難拠点や避難所までの道のりを、家族で実際に歩いて確かめておくと安心です。
- ハザードマップで自宅のリスクを確認し、地震のときと風水害のときで避難先が違うことを家族で共有しておきましょう。
こうした備えは、少しずつでも積み重ねておくことが大切です。備えの内容や支援制度は変わることがあるため、最新は必ず練馬区の公式ホームページで確認してください。
この記事は練馬区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難拠点や避難所、ハザードマップ、備蓄の目安などは変わることがあります。最新の情報は必ず練馬区の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.地震のとき、練馬区ではどこへ避難すればよいですか。
A.練馬区では区立の小・中学校を「避難拠点」に指定しており、区内で震度5弱以上の地震が発生し建物が安全な場合に開設されます。自宅が無事なら在宅避難も選択肢です。詳しくは練馬区の公式ホームページで確認してください。
Q.自宅の水害や土砂災害のリスクはどこで確認できますか。
A.練馬区の水害ハザードマップで、石神井川・白子川・江古田川の洪水や内水氾濫による浸水の範囲・深さを確認できます。土砂災害については、区内の一部斜面地が警戒区域・特別警戒区域に指定されています。最新の情報は練馬区の公式ホームページで確認してください。
Q.地震のときと風水害のときで避難先は同じですか。
A.異なります。地震のときは区立の小・中学校(避難拠点)ですが、風水害のときは原則として浸水のおそれのない地区区民館や地域集会所などが中心となり、危険性が高まると小・中学校も開設されます。詳しくは練馬区の公式ホームページで確認してください。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。