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渋谷区の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方

4分で読めます執筆: TownHub編集部
防災渋谷区

渋谷区の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。

渋谷区は、渋谷川や神田川に向かって低くなる谷地と、その周りの台地・斜面が入り組んだ地形で、大雨のときの浸水や、一部地域の土砂災害にも備えが必要な区です。ここでは地震と風水害の両方について、いざというときの避難先と日ごろの備えを、渋谷区の公式情報をもとにまとめます。

地震のときの避難先

渋谷区では、地震のときの避難先が目的別に分かれています。混同しないことが大切です。

  • 一時集合場所…区立学校の校庭や区立公園などです。まずここに集まり、火災など周りの状況を見極めてから、必要に応じて避難場所へ移動します。
  • 避難場所…延焼火災などの危険から命を守るために逃げ込む広い場所です。渋谷区では区内に9か所が指定されており、明治神宮・代々木公園一帯などが含まれます。
  • 避難所…自宅が壊れるなどして生活できないときに、避難生活を送る場所です。区立小中学校を中心に、文化総合センターやコミュニティセンターなどが指定されています。
  • 地区内残留地区…建物の不燃化が進み、延焼火災の危険が少ないため、その地区内にとどまって火災を避けられると考えられている地域です。

高齢者や障害のある人など、配慮が必要な人のための福祉避難所も用意されています。なお、災害が起きたときに必ずすべての施設がすぐ開設されるわけではありません。開設状況は渋谷区の防災ポータルや防災アプリで確認してください。自宅の一番近い一時集合場所と避難場所、避難所がどこかは、ふだんから調べておきましょう。こうした指定は変わることがあるため、最新は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

ハザードマップで自宅のリスクを知る

備えの第一歩は、自宅がどんな災害に弱い場所かを知ることです。渋谷区は種類の異なるハザードマップを公開しています。

  • 洪水ハザードマップ神田川流域渋谷川流域を対象に、大雨のときの浸水の範囲と深さを示したものです。川があふれる外水氾濫だけでなく、排水が追いつかずに起こる内水(雨水出水)氾濫も加味されています。想定最大規模の降雨(1時間最大雨量153ミリメートル、24時間総雨量690ミリメートル)を前提にしています。谷地にあたる低い土地は、周りより水がたまりやすい点に注意しましょう。
  • 土砂災害ハザードマップ…渋谷区の一部が東京都から土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域に指定されたことを受けて作られています。台地のふちの急な斜面がある地域が対象で、大雨のときにがけ崩れなどの危険があります。

自宅や職場、通学路が浸水や土砂災害の想定区域に入っていないかを、地図で確認しておくことが大切です。区域や想定は見直されて変わることがあるため、最新は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

風水害のときの避難所

台風や集中豪雨による風水害は、地震と違って天気予報などである程度前もって予測できます。そのため避難の考え方も地震のときとは異なります。

渋谷区では、風水害のときはすぐに避難所を開設するのではなく、事前避難を希望する人のために自主避難施設を優先して開設する方針です。これは地震のときに開く避難所とは別のものです。避難は一か所に集中させず、次のように分散避難することがすすめられています。

  • 自宅が安全な場所にあり、備えができていれば、無理に移動せず在宅避難を選ぶ。
  • 安全な場所にある親族や知人の家などに避難する。
  • そうした避難先がない場合に、区が開設する自主避難施設へ避難する。

渋谷区は避難情報に5段階の警戒レベルを付けて発表し、とるべき行動が伝わるようにしています。自主避難施設の開設状況は、防災ポータル・防災アプリ・防災行政無線などで知らせます。危険が迫る前に、早めの避難を心がけましょう。開設のしかたや避難の考え方は変わることがあるため、最新は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

家庭で備えておくもの

災害の直後は、支援がすぐに届かないことがあります。渋谷区は各家庭で最低3日分、できれば1週間分の備蓄をすすめています。

  • …飲み水と生活用水の両方が要ります。飲み水は一般に1人1日3リットルほどが目安とされます。
  • 食料…火を使わなくても食べられる非常食などを用意します。
  • 携帯トイレ…断水や停電でトイレが使えなくなることに備えます。
  • そのほか…持病の薬やコンタクトレンズなど、自分にとって欠かせないものは自分で用意しておきましょう。

とくに水・食料・携帯トイレの3つは、生活するうえで最低限必要になります。ふだんから少し多めに買い、食べたり使ったりした分を買い足していくローリングストックなら、無理なく備蓄を続けられます。備蓄の目安は変わることがあるため、最新は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

日ごろからできる備え

物の備蓄と同じくらい、日ごろの備えが命を守ります。

  • 家具の固定…地震のとき、ふだん自分がいる場所ほど家具に襲われる危険が高いため、寝室や居間から優先して固定します。柱や壁に留めるL字金具、天井との間で突っ張るポール式、家具の手前下に敷くストッパー式などがあります。渋谷区は器具の購入費の補助や、高齢者・障害者のいる家庭への無料取り付け、防災用品のあっせんを行っています。
  • 避難経路の確認…自宅から一時集合場所・避難場所・避難所までの道を、実際に歩いて確かめておきましょう。夜間や大雨のときは危険な場所も変わります。
  • 連絡方法の確認…災害時は電話がつながりにくくなります。家族と落ち合う場所や、災害用伝言サービスの使い方を、前もって話し合っておきましょう。
  • 情報の入手手段…渋谷区の防災ポータルや防災アプリ、防災行政無線など、正しい情報を受け取る方法を用意しておきます。

小さな備えの積み重ねが、いざというときの差になります。助成の内容や備えの方法は変わることがあるため、最新は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

この記事は渋谷区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難先の指定・ハザードマップの区域・備蓄や助成の内容などは変わることがあります。最新の情報は必ず渋谷区の公式ホームページで確認してください。

よくある質問

Q.渋谷区の地震のときの避難先にはどんな種類がありますか。

A.目的別に分かれています。まず集まって状況を見極める一時集合場所、延焼火災などから逃れる避難場所(区内に9か所)、自宅で生活できないときに避難生活を送る避難所(区立小中学校などが中心)、その地区にとどまって安全を図る地区内残留地区があります。高齢者や障害のある人のための福祉避難所も用意されています。開設状況は防災ポータルなどで確認してください。

Q.自宅の水害や土砂災害のリスクはどこで確認できますか。

A.渋谷区が公開しているハザードマップで確認できます。洪水ハザードマップは神田川流域と渋谷川流域を対象に、川のあふれ(外水氾濫)に加えて排水が追いつかない内水氾濫も加味しています。土砂災害ハザードマップは、区内の一部で指定された土砂災害警戒区域・特別警戒区域を示しています。自宅や通学路が想定区域に入っていないか、地図で確かめておきましょう。

Q.地震のときと風水害のときで避難先は同じですか。

A.同じではありません。地震のときは避難場所や避難所へ避難しますが、風水害のときはすぐに避難所を開くのではなく、事前避難を希望する人向けの自主避難施設を優先して開設します。風水害では在宅避難や安全な親族・知人宅への分散避難も選択肢です。開設状況は防災ポータルなどで確認してください。

TownHub編集部

編集部

全国の地域情報を取材・編集しています。自治体の公開情報と現地取材をもとに、その街で暮らす人に役立つ情報をお届けします。

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