杉並区の防災ガイド|避難所・ハザードマップの見方
杉並区の防災を公式情報をもとにまとめました。避難のしくみ、ハザードマップの見方、家庭の備えを解説します。
杉並区は善福寺川・妙正寺川・神田川が流れ、地震にも風水害にも備えが必要なまちです。杉並区の公式情報をもとに、避難のしくみ・ハザードマップの見方・家庭の備えをまとめます。
地震のときの避難先
杉並区では、地震で家が焼けたり倒れたりして自宅にいられなくなった人が避難し、救護活動を行う拠点を震災救援所と呼びます。震災救援所は震度5強以上の地震が発生したときに、区立の小中学校などに開設されます。区内には65カ所の震災救援所があります。旧校舎や複合施設が含まれる場合もあり、道路や火災の状況によって最寄りの1カ所に行けないこともあるため、事前に複数の場所を確認しておくと安心です。
震災救援所は「避難して生活する場所」であり、大きな火災の炎や熱から一時的に逃れるための広域避難場所とは役割が異なります。まず身の安全を確保し、火災の危険が去ってから震災救援所へ向かう、という順序を家族で共有しておきましょう。震災救援所の場所や開設の条件は変わることがあるため、最新は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
ハザードマップで自宅のリスクを知る
自宅がどんな災害の危険を抱えているかは、区が公開しているハザードマップで調べられます。杉並区の水害ハザードマップ(浸水予想区域図)は、神田川流域や城南地区河川流域を対象に、川があふれたときに想定される浸水の範囲と深さを示しています。あわせて、大雨で下水道などから水があふれる内水氾濫の浸水範囲も表示されているのが特徴です。区は善福寺川流域の浸水対策についても情報を公開しています。
このほか、がけ崩れなどのおそれがある区域を示す土砂災害ハザードマップや、地震の揺れやすさなどをまとめた防災マップも公開されています。まずは自宅の住所で、浸水・土砂災害のリスクがどの程度あるかを一度確認しておきましょう。ハザードマップの内容や対象範囲は見直されて変わることがあるため、最新は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
風水害のときの避難所
台風や大雨のときに開く施設は、地震のときの震災救援所とは開設の考え方が違います。杉並区の風水害時の避難所は、水害の起きている場所や降雨の状況、気象情報などに基づいて、原則としてA→B→C→D→Eの順に段階的に開設されます。被害の拡大が予想される場合には、さらに他の区立施設も順次開設されます。
地震では震度に応じて震災救援所が一斉に開くのに対し、風水害では危険の高まりに合わせて必要な施設から順に開いていく点が大きな違いです。どの避難所がいつ開くかは状況によって変わるため、大雨のときは区の発表や気象情報をこまめに確認し、早めの避難を心がけましょう。開設される施設や順序は変わることがあるため、最新は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
家庭で備えておくもの
災害でライフラインが止まると、支援が届くまで自宅で過ごす必要があります。杉並区は、最低3日間分の食料の備蓄を呼びかけています。水も同じくらいの日数を目安に用意しておくと安心です。
食料や水に加えて、電気やガス、水道が止まったときに役立つ品も備えておきましょう。区はカセットコンロ、簡易トイレ、懐中電灯などを用意しておくことをすすめています。特に簡易トイレは、断水すると自宅のトイレが使えなくなるため見落とせません。ふだん食べ慣れたものを少し多めに買い、使った分を買い足していくと、無理なく備蓄を保てます。備えの目安や区の支援内容は変わることがあるため、最新は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
日ごろからできる備え
大きな被害を防ぐには、災害が起きる前の備えが欠かせません。阪神・淡路大震災では、亡くなった方の約8割が建物の倒壊や家具の転倒による圧死でした。まずは転倒防止器具を使って家具を固定し、寝ている場所や出入り口に倒れてくる家具がないかを見直しましょう。杉並区は、揺れを感知して自動で電気を止める感震ブレーカーの設置支援も行っています。
あわせて、家族での話し合いも大切です。避難する場所(震災救援所や避難場所など)や避難経路を、あらかじめ家族で決めておきましょう。離れているときに連絡がとれるよう、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板など複数の安否確認の手段を決めておくと安心です。自宅から最寄りの震災救援所まで安全に通れるルートも、実際に歩いて確かめておきましょう。日ごろの備えの内容や区の支援は変わることがあるため、最新は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
この記事は杉並区公式ホームページの情報をもとに作成しています。避難のしくみ・ハザードマップ・支援の内容は変わることがあります。最新の情報は必ず杉並区の公式ホームページで確認してください。
よくある質問
Q.杉並区の地震のときの避難先はどこですか?
A.杉並区では、地震で自宅にいられなくなった人が避難し救護活動を行う拠点を「震災救援所」と呼び、区内に65カ所あります。震度5強以上の地震のときに区立の小中学校などに開設されます。道路や火災の状況で行けない場合に備え、複数の場所を確認しておきましょう。詳しくは杉並区の公式ホームページで確認してください。
Q.自宅の水害・土砂災害のリスクはどこで確認できますか?
A.区が公開している水害ハザードマップ(浸水予想区域図)や土砂災害ハザードマップで確認できます。水害ハザードマップは神田川流域などの浸水想定に加え、下水道などによる内水氾濫の範囲も示しています。自宅の住所で一度確認しておきましょう。最新の内容は杉並区の公式ホームページで確認してください。
Q.地震と風水害で避難先は同じですか?
A.開設の考え方が異なります。地震では震度5強以上で「震災救援所」が開設され、風水害では雨や川の状況に応じて「避難所」が原則A→B→C→D→Eの順に段階的に開設されます。大雨のときは区の発表を確認し、早めに避難してください。詳しくは杉並区の公式ホームページで確認してください。
参考にした公式ページ
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。