中標津町の地域おこし協力隊|報償月20万円と、町が貸す住宅
中標津町の地域おこし協力隊について、月額20万円の報償と期末手当、町が用意する住宅の貸与、加入できる保険の範囲と窓口をまとめます。
中標津町の地域おこし協力隊は15人で、根室振興局では別海町74人、根室市20人に次ぐ3位です。報償は月額200,000円で、町が用意した住宅が貸与されます。加入できる保険の範囲が具体的に示されている点も特徴です。町が公表している募集要項から整理します。
隊員15人は根室で3位
総務省が令和8年4月24日に公表した資料によれば、中標津町の隊員数は15人でした。北海道の受入166市町村のなかで14位です。
中標津町が属する根室振興局は5市町村しかないのに132人を受け入れており、1市町村あたり26.4人と道内の振興局で最も密度が高い地域です。内訳は別海町74人、根室市20人、中標津町15人、羅臼町15人、標津町8人となります。北海道全体の状況は北海道の地域おこし協力隊にまとめました。
中標津町は「ひがし北海道の空の玄関口」と呼ばれ、中標津空港があります。道東で協力隊として活動する場合、交通の面では条件のよい町です。
報償と保険
公表されている条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 報償 | 月額200,000円 |
| 期末手当 | 6月・12月に支給(支給条件あり) |
| 住宅 | 町が用意した住宅を貸与 |
| 保険 | 厚生年金・共済組合、雇用保険、非常勤公務員災害補償に加入 |
月額200,000円は道内では中位の水準です。ニセコ町も同額で、新得町229,800円、積丹町最大220,000円、中富良野町212,709円と比べるとやや低めになります。
ただし比べるべきは月額だけではありません。町が用意した住宅を貸与する形なので、家賃の負担が抑えられます。上限つきの家賃補助(美唄市5万円、深川市3万円)や、家賃が自己負担の自治体と比べると、手元に残る額は変わります。
期末手当には「支給条件あり」と明記されています。在職期間などによって扱いが変わるということなので、初年度の年収を計算するときは注意が必要です。
保険については、厚生年金・共済組合、雇用保険に加えて非常勤公務員災害補償が挙げられています。公務中の災害に対する補償で、委託型や委嘱型では自分で傷害保険に加入する必要があるのと対照的です。契約の型ごとの比べ方は北海道の地域おこし協力隊 待遇比較にまとめました。
委託型の枠もある
中標津町は募集要項を複数公表しており、そのなかには委託型の要項も含まれます。委託型は町との雇用関係がなく、社会保険を自分で負担する代わりに勤務時間の縛りが緩く、副業が認められることが多い形です。
同じ根室振興局では、根室市が委託型で専業型225,000円・兼業型117,000円という分け方をしています(根室市の地域おこし協力隊)。羅臼町は雇用型で月額275,000円程ですが賞与がありません(羅臼町の地域おこし協力隊)。
同じ振興局のなかでも型と条件がかなり違うため、根室で協力隊を探すなら5市町村を並べて比べる価値があります。
起業支援補助金
中標津町は地域おこし協力隊起業支援補助金を設けています。任期終了後にその地域で起業する隊員を支援する制度で、国の地域おこし協力隊制度でも認められている枠組みです。
任期の3年間で事業の準備を進め、終了後に町内で起業するという道筋を考えているなら、この補助金の要件を早い段階で確認しておくと計画を立てやすくなります。
応募と問い合わせ
募集要項は町の公式サイトでPDFとして公開されています。枠によって条件が異なるため、応募したい枠の要項を個別に確認してください。
問い合わせ先は中標津町役場 総務部政策推進課 企画調整係(電話 0153-74-0726)です。
応募の前に確かめること
- 雇用型か委託型かを確かめる。町は両方の要項を公表しています
- 期末手当の支給条件を確認する。「支給条件あり」と明記されています
- 貸与される住宅の内容を確認する。町が用意した住宅を貸与する形です
- 非常勤公務員災害補償の適用範囲を知っておく。雇用型の場合に適用されます
- 起業支援補助金の要件を早めに見る。任期後に町内で起業する場合に使えます
- 根室振興局の他の4市町村と比べる。同じ地域でも条件がかなり違います
北海道全体の受入状況は北海道の地域おこし協力隊に、同じ根室で最多の別海町は別海町の地域おこし協力隊にまとめています。
本記事の内容は中標津町が公表している募集要項によります。年度ごとに改定されるため、応募のときは最新の要項で確かめてください。
よくある質問
Q.中標津町の地域おこし協力隊の報償はいくらですか。
A.月額200,000円です。これに加えて6月と12月に期末手当が支給されますが、支給条件があると明記されています。
Q.住居は用意されますか。
A.町が用意した住宅を貸与します。上限つきの家賃補助を出す自治体や、家賃が自己負担の自治体と比べると、手元に残る額が変わります。
Q.社会保険はどうなりますか。
A.厚生年金・共済組合、雇用保険に加入でき、加えて非常勤公務員災害補償が適用されます。委託型や委嘱型では自分で傷害保険に加入する必要があるのとは対照的です。
Q.委託型もありますか。
A.町は委託型の募集要項も公表しています。委託型は雇用関係がなく社会保険を自分で負担する代わりに、勤務時間の縛りが緩く副業が認められることが多い形です。応募したい枠の要項を確認してください。
Q.任期後の支援はありますか。
A.中標津町地域おこし協力隊起業支援補助金があります。任期終了後に町内で起業する場合に使える制度です。
Q.中標津町の隊員数は何人ですか。
A.令和7年度で15人です。根室振興局5市町村132人のなかでは別海町74人、根室市20人に次ぐ3位にあたります。
Q.問い合わせ先はどこですか。
A.中標津町役場 総務部政策推進課 企画調整係(電話 0153-74-0726)です。
参考にした公式ページ
- 地域おこし協力隊員を募集します|中標津町公式ウェブサイト
- 中標津町 地域おこし協力隊員サポート業務要求水準等説明書(募集要項)
- 地域おこし協力隊が行く!|中標津町公式ウェブサイト
- 根室管内地域おこし協力隊情報|根室振興局地域創生部地域政策課
- 令和7年度 地域おこし協力隊の隊員数等について(総務省)
- 令和7年度(2025年度)地域おこし協力隊導入状況|北海道
情報は変わることがあります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。